スノボ元五輪代表今井メロ 5万人に1人の異常妊娠だった

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スノボ元五輪代表今井メロ 5万人に1人の異常妊娠だった

12月13日(火) 10:09

 トリノ冬季五輪にスノーボードハーフパイプ日本代表として出場した今井メロ(24)が、11月9日に第2子となる長女を出産したことをブログで報告し、とても困難だったという出産に至る経緯を説明している。

 当初は病院の検診でも「正常ですよ」と言われ、安心していたという今井。しかし、妊娠20週を迎えた頃に双子であることが発覚するも、生きているのは1人だけだということを知らされ、「私は血の気がひいた」と振り返っている。

 医者によると「無心体と言う異常妊娠です。足はあり頑張って生きようとしてたんでしょうけど、上半身がなく1人の子には心臓がありません…」という状態だった。今井はどうにか救えないかとお願いしたが、「お母さん、もう1人の子の無事を祈ってあげて下さい。もう1人の胎児は今のところ元気です。一生懸命に生きてますよ!」と言われたという。

 今井のケースは5万人に1人の異常妊娠で、東京にも治療できる病院は1箇所しかなかったとのこと。さらに、今井は切迫早産になり緊急入院。その2週間後に陣痛が起こり、分娩室に入ったが、産まれてくる子供と無心体の胎児が重なってしまい、出産できず、急遽帝王切開になったという。困難な道のりを経て生まれてきた長女に今井は「色々と辛かったけど生まれてきてくれてありがとう真里愛(まりあ)」と、感謝の言葉をかけている。

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