10月4日、サッカーのロシア代表を率いるディック・アドフォカート監督は、チームが2012年欧州選手権予選を無事通過するまで飲酒は禁止だと述べ、選手たちに発破をかけた。先月撮影(2011年 ロイター/Grigory Dukor)
[モスクワ 4日 ロイター] サッカーのロシア代表を率いるディック・アドフォカート監督は4日、チームが2012年欧州選手権(ユーロ2012)予選を無事通過するまで飲酒は禁止だと述べ、選手たちに発破をかけた。
ロシアは2年前、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の出場権をかけたプレーオフ第2戦でスロベニアに敗れ、本戦に進めなかった経緯があるが、その試合の前に選手数人が飲酒や水ギセルを吸っていた行為が後に明るみになっていた。
今回、スロバキア戦の前に水ギセルを吸うことを選手に許すかと報道陣に問われたアドフォカート監督は、「アンドラ戦の後なら吸っていいし、好きなだけ酒を飲んでも構わない」とコメントした。
B組首位のロシアは予選最後の2試合となるスロバキア戦を7日、アンドラ戦を11日に控えているが、現在の勝ち点は17。同組2位のアイルランドが勝ち点2差、アルメニアとスロバキアが同3差で追っている。