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「自分の生き方はこれでいいのか」と悩んだ時に観るべき映画

8月12日(金) 0:00

 今年の夏は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭で主要な賞を受けた日本未公開の作品を上映する「三大映画祭週間2011」が、8月13日から26日まで開催されることが、非常に話題になっている。

 喜び、悲しみ、痛み、好意、憎悪......。人生のあらゆる感情を疑似体験できるのも映画の魅力。そこで、若い男子が観ておくべき映画(DVD)を、映画評論家の町山智浩さんに選んでもらった。
 
 まず、町山さんが挙げたのが『ファイト・クラブ』。空虚な生活を送るジャックが、謎の男・タイラーに導かれるまま、謎の組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そのクラブは、男たちが己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。

「この映画は、ブラッド・ピット扮するタイラーが、主人公に対して、自分の生き方を『これでいいのか』と投げかけてくるんです。『肩書も預金額も車もそのオシャレな服もお前の価値とは関係ない』などと。カメラに向かって、作品を観てる人にも訴えるシーンもドキっとさせられると思います。ものすごく複雑な映画なので、10回でも20回でも観て、『自分とは何なんだ』と、とことん自分と向き合ってみるといいと思います」。

 次に町山さんがおすすめしたのは、『暴力脱獄』。

「この映画のすごいところは、主人公のルークという男が刑務所にいながら、いつも笑顔なんです。ひどい暴力をふるう看守がいる刑務所なので、他の囚人は、みんな暗い顔。でも、ルークがそれを変えるんですね。刑務所内での作業をみんなが楽しんで働けるようにゲームの形式にしたり。早食い競争を提案したり。それを観て、どこにいても、気持ちの持ちようで楽しく過ごせるんだと気づけると思います」
 
 そして、町山さん自身がとても影響を受けたというのが『十二人の怒れる男』。

「これは、傑作です! ある少年が起こした殺人事件を有罪か無罪か12人の陪審員が決めるんです。11人は有罪なのに、ひとりだけ証言におかしい点を見つけて、無罪になるように説得していくっていう話。これはね、本当に多数決に負けるなってことです。おかしいなと思ったら、自分が納得するまで、流されないようにすべきってことを学びましたね。

こういうことって直接言われると心に響かないかもしれないですけど、映画など形にしたものなら、必ず響くと思うので、ぜひここにあげた以外のものでも、自分が気になった作品は若いうちにたくさん観て、刺激をもらってどんどん成長してください!」

・MEN’S NON-NO
・編集長H 今夜はDOGGIE BAG!
・進め! 映画の花道- そのほかにも町山さんをはじめとする識者が挙げてくれた『ロッキー』『愛しのローズマリー』『愛のむきだし』『ホテル・ルワンダ』など、「男が観るべき映画」が掲載 (MEN'S NON-NO VOL.9 INDEX)
・チャン・グンソクの証明。(MEN'S NON-NO VOL.9 INDEX)
MEN’S NON-NO

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