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なぜ夏のエアコンの推薦温度は決まって28度なの?

6月27日(月) 7:00

電力不足を背景とした「節電商戦」なる言葉まで登場して、エアコンなどの家電も省エネをアピールポイントにしている店や、それを購入の決定打にしている消費者の方も多くなっています。

しかしこの節電前から、「エアコンは28度に設定しましょう」とまるで呪文のように、政府公報等は訴えていました。今までは「そんな暑い環境で仕事なんてできるか!」とほとんどの企業では空調を23〜25度前後の設定にし、クールビズを導入している企業でも27度で従業員から「暑い」というクレームが出たという話もあります。

今年の夏はいったいどうなってしまうのでしょうか。そんな中、こんな質問をウォッチしてみたいとおもいます。

エアコン設定温度28度に設定の意味が不明

■でんこちゃんの呼びかけ?環境省が温暖化目的ではじめた?

定かではありませんが、もともと東京電力のイメージキャラクター「でんこちゃん」が、「エアコンの設定温度は28度でね!」と言ったのが、世間が28度と認識した最初だったと思います。

この「でんこちゃん」、本名は「分電でんこ」というのですが、福島の事故以来、謹慎しているのか?公式サイトが閉鎖され、現在行方不明です。またもともとは28度設定は、地球温暖化の防止が目的であって、節電が目的ではありませんでした。環境省がオフィスの平均設定温度を26.2度から、28度にあげると、最大290万トンの二酸化炭素を削減できるとしたものです。それがいまは「節電」に置き換えられて表現されているだけなのです。

さて、回答者の方はどのようにみているのでしょうか。

   「28度ならまだいい方で、エアコンから扇風機に変えるように呼びかけしてるのも見ました。そんなの真に受けられたら、ただでさえ熱中症で死亡がとりだたされる世の中なのに、死人が増大するのは火を見るより明らかです」(tarutosanさん)

確かに熱中症が多発する危険性も忘れてはいけません。節電でエアコンや冷媒関係機器の使用が減る分ヒートアイランド現象は緩くなるかもしれませんが。別の回答者の方も、

   「『28度に設定しろ』というのは何も室温を28度にしろといっているわけではなく、エアコンを28度に設定すればそこそこ節電に効果があるという事だけです。結局電気を使わないようにするのが理由なので、それによって実際の室温がどうなろうと関係ないわけです」(lbn0915さん)

lbn0915さんも、節電のためであり、別に28度に耐えろといっているわけではないという見解です。同意見に、mn1613aさんは「政府も命懸けで決死の覚悟で節電しろとは言っていません」と回答しています。実際の室温が28度を目安にエアコンを調整してみてくださいという主旨のようです。

■どうせ守られないルールなら…

もともと28度という無理のある表記より、20度とか23度とか、「寒い」設定にしている人に25度を勧める方が効果的と考えます。

また気になるのが、いわいる従業員の健康管理を考えない拝金主義の経営者が節電をいいわけに「28度設定」で光熱費コスト削減を強行するのではないかということで、十分にあり得ると危惧しています。

桜井 規矩之左右(Kikunozou Sakurai) 

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