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黒澤明監督「生きる」への深いオマージュが込められた「BIUTIFUL ビューティフル」

5月13日(金) 11:20

“世界のクロサワ”と称えられ、いまなお国内外の映画監督に多大な影響を与え続けている黒澤明監督。スティーヴン・スピルバーグ監督やジョージ・ルーカス監督など、黒澤作品にインスパイアされ、後に名作を残している巨匠も少なくない。初監督作品「アモーレス・ペロス」で衝撃的なデビューを飾り、前作「バベル」で日本中にその名を広めたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督もまた黒澤作品に魅了された一人である。

【関連写真】「BIUTIFUL ビューティフル」フォトギャラリー

イニャリトゥ監督は19歳の時に黒澤回顧展を訪れ、そこで黒澤明監督の代表作とも言える「生きる」に出会い、その斬新なストーリーテリングの手法に衝撃を受けたという。イニャリトゥ監督は「クロサワは映画のストーリーの構成を変えようとした天才のうちの一人だ」と高く評価し、自身の制作会社も“ikiru”と名づけていることからも敬意の深さが伺える。

最新作「BIUTIFUL ビューティフル」では、黒澤監督への尊敬の意を込め、劇中にオマージュとして、死に直面した男の心理を描く「生きる」のワンシーンを引用。自身の原点を見つめるという意味でも、監督にとってこれまでのどの作品よりも強い想いが込められた作品となった。

イニャリトゥ監督が「最も撮りたかった作品」と公言しており、世界各国からも“イニャリトゥ監督の最高傑作と称されている「BIUTIFUL ビューティフル」。同作は、闇社会で生きる男が末期癌に侵されていることを知り、残された時間を精一杯愛する子供たちのために捧げた人間ドラマ。ハビエル・バルデムが迫真の演技でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞し、本年度アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ公開前から多くの注目を集めている本作だが、かつて黒澤監督の「生きる」に衝撃と感動を受けた日本人の心にはどう響くだろうか!?

「BIUTIFUL ビューティフル」は6月25日より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。


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