お笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤たけし（36）が11日に起きた東北地方太平洋沖地震に被災していたことがブログで分かった。

　富澤は同日17:10にブログを更新。「宮城県気仙沼でロケをしていましたが地震にあい、山に逃げています。下は津波で浸水している可能性があり動けない状態ですが、撮影クルーは全員無事です」と事情を報告し、無事であることを伝えた。

　富澤は大地震に遭っても「停電や火災もあり連絡が取れない方も沢山います。連絡取れない方はここのコメント覧を掲示板がわりにして安否確認して下さい」と提案しており、さらに「みなさんもラジオなど聞いて安全に動いて下さい。津波もまだ可能性があるので海に近づかないようにして下さい」と注意を呼び掛けた。

　その後、19:30に更新されたブログによると、富澤らは山を下り、ホテルで待機しているようだ。あんば山からの映像もアップされており、被害の様子が見て取れる。

　なお、相方の伊達みきお（36）も同じ状況にあったようで、夜は毛布一枚で寒さをしのいだという。そして、気仙沼の状況については「気仙沼の状況は、海沿いのお店、民家、工場は全て津波により崩壊状態です」とした上で、伊達の地元・仙台で遺体が300体発見されたことについては「きっと知り合いもいます」と報告している。

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