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毛皮の装いは残酷ですか?

3月3日(木) 7:00

ヒョウ柄のモコモコブーツをはいたり尻尾を垂らしたりしたアニマル系ファッションが話題になる昨今。街にいろんな動物や怪獣がいるのは楽しいし可愛いなーと思う半面、あの毛皮って本物? それともフェイクファー? と考えてしまったりする。欧米では過激な毛皮反対運動を展開する団体もあったりして論議が高まっているよう。

最近毛皮の飾りのついた服を着ている人が多いのですが

というのは、教えて!gooに寄せられた質問。質問者は毛皮ファッションを見ると殺された動物たちのことを思ってつらくなるといい、

   「暖をとったり、ましてや飾りにするためだけに無駄に動物から毛皮を剥いでるのに、疑問をもってないんでしょうか」

と問いかける。毛皮反対運動をしている動物保護団体などは、残酷な殺され方をしたり、悲惨な環境で飼育されているキツネやミンクなどの動画を公開している。それが実態をどの程度正確に反映しているのかは分からないけれど、「自分が今ぶら下げているファーは、どこからどうやって来たのかな」と考えるきっかけにはなる。実際、そうした意識の高まりは回答にも表れている。

   「毛皮のみでの利用はしないなど独自の基準を持つところもありますから、そういうメーカーを選ぶのも一つの方法かと思います」(terepoisiさん)

   「私のコートにも付いていますが、フェイクファーなので気にした事ないです」(atmloveさん)

■「私は動物の死骸をまとってるのよ、それがどうしたっていうの?」

海外での毛皮に対する風当たりはさらに強い。

「海外で毛皮を着ることについて」

という質問を寄せたciao0101さんは、母親がカナダを旅行中に毛皮のマフラーをして外出しようとしたら、「タマゴを投げつけられるから止めた方がいい」と言われたとか。回答者からもこんな証言が寄せられた。

   「英国は動物愛護精神が大なので、英国人の友人から、見えないところに毛皮を使うのはいいけれど、目立つとちょっと…とアドバイスされました」(ロンドン在住のmadalineさん)

   「ひとつ言えるのは、毛皮にしろ何にしろ、ポリシーを持って着るのでなければいけないということです。『そうよ、私は動物の死骸をまとってるのよ、それがどうしたっていうの』とまで言い切れるポリシー。欧米では何事にも覚悟と意見が必要です」(Cosanostraさん)

報道によれば、2月にノルウェーで開かれたファッションショーでは初めて毛皮の使用が禁止され、セレブが行き交う米カリフォルニア州のウェストハリウッドでも毛皮の販売を禁止しようという動きがあるとか。

私もニューヨークで毛皮のコートを着た人が動物愛護団体に罵声を浴びせられ、気まずそうに立ち去るのを見たことがある。少なくとも欧米では毛皮は残酷で時代遅れというイメージが広がりつつある印象。時代の流れに敏感な人は(厳寒地で伝統的に毛皮を着ている人たちなどは別として)、毛皮を身に着けないか、フェイクファーをアピールする風潮になりつつあるのかも、と感じた。

Photo by reibai

鈴木聖子(Suzuki Seiko) 

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