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金正日「誕生日サバ読み」のお笑い伝説

2月15日(火) 11:29

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「42年2月16日、北朝鮮最高峰の白頭山にて誕生」

これが金正日の生誕に関する公式発表だ。しかし、実際に将軍様が生まれたのは41年2月16日、旧ソ連ハバロフスクの軍事キャンプというのが通説。どうやら生まれた場所だけでなく、誕生年も1年「サバ読み」しているらしいのだ。昔のアイドルでもあるまいに、なぜそんな「若作り」をするのか?

「カリスマ性がまったくなかった金正日を神格化し、本来、社会主義国家ではタブーの世襲をスムーズに運ばせるためでした」(専門家)

標高2750mの白頭山は大きなカルデラ湖があり、その美しさは折り紙つき。さらに父・金日成がこの地で抗日運動を繰り広げた"革命の聖地"として知られ、この地ほど後継者の出生地としてふさわしい場所はない。

87年2月には白頭山に金正日が生まれたという丸太小屋が建設され、小屋を見下ろす峰が「正日峰」と名付けられた。さらになぜかこの場所から抗日ゲリラが誕生を祝って祝福のスローガンを書いたという木の皮も見つかった。このようにして「白頭山出生説」の既成事実が積み上がっていったのだ。
年齢サバ読みも同じ理由だ。金日成の生年は12年。金正日が1年遅く生まれたら、その差はちょうど30歳。金日成生誕100周年の来年は、金正日にとっても70周年の年となるなど、祝賀行事がスムーズに運ぶという寸法だ。

「後継者に指名されて間もないころの伝記には生年が書かれていませんでした。そのころは革命神話づくりの真っ最中で、いろいろと辻褄を合わせていたのでしょう」
神格化が完成した'90年代に入ると、平壌の書店に金正日の新たな伝説集が盛んに並ぶようになる。子供から大人まで幅広く読まれている『白頭光明星伝説集』の一部を要約すると、たとえばこんな「神話」が書かれている。

《天の神が新しい聖人(金正日)を白頭山に降臨させる日を臣下と相談した。それは春が胎動する2月がよい、それも先代の2人の聖人(金日成と母・金
正淑)がともに第3月曜日生まれだから、16日ではどうか。

あとで臣下が聖人の降臨した峰の高さを測ると216・42mだった。すると天の神はこのように言われたのだ。「ほらご覧なさい、聖人の誕生日は'42年2月16日に決まっていたのです」と》

(本誌では後継者・金正恩の祖父のプロレスラー時代を初公開しています)
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