明治安田生活福祉研究所は4120人の大学生男女に対して実施したアンケート調査の結果を発表した。大学生活の満足度に関しては、男子の59.2%、女子の65.8%が現在の大学生に満足していると回答しているのに対して、不満と回答している大学生は男子が20.2%、女子が16.3%となっている。
彼らに質問した「楽しいと感じるとき(上位3つ選択)」の項目において、満足派の選択率が不満派を大きく上回ったものは、
「友人との時間」(満足派=男子46.7%/女子59.9%、不満派=男子32.2%、女子39.1%)
「部・サークル・同好会等の活動」(満足派=男子43.2%/女子32.9%、不満派=男子16.8%、女子16.7%)などだった。
逆に不満派が満足派を上回った項目は、
「インターネットによる情報収集」(満足派=男子17.1%/女子11.1%、不満派=男子26.4%、女子21.2%)
「テレビやDVD観賞」(満足派=男子11.7%/女子12.5%、不満派=男子20.2%、女子21.2%)など。
総じて大学生活に満足している層は、他の人々との交流を楽しむ傾向が強く、逆に不満を持っている層は、個人行動を楽しむ傾向が強いことが確認された。
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2010年 大学生に関する意識調査(明治安田生活福祉研究所)