提供:Ameba News/ブログ発
この日、クリスは大橋さんとの2ショットを公開し「大橋純子さんが天国に召されたという訃報、本当に残念です」と心境を吐露。大橋さんについて「70年代に他とは違う歌謡曲じゃない世界を教えてくれました。ファンキーでソウルフルでシティポップ」と述べ「私、担当のテレビ、ラジオにもおいでいただきましたが、毎年毎年、年間を通して、私担当の番組でもっとも多くオンエアしているお一人が大橋純子さん」とつづった。
続けて「最初の闘病生活から復帰後にお話をうかがった時には、『先のことは悩まないし、迷わないし、考えないことにして、ケセラセラでいこう!』と語っていらっしゃいました」と説明。一方で「実は放送されていない会話で」「とても印象深い呟きがありました」と述べ「歌手生活の中で、『美乃屋セントラル・ステイション』」(原文ママ)「の時がいちばん楽しかったと呟かれたんです」「突然に・・・ふっと…遠くを見つめながら」と明かし「ヒット曲『たそがれマイ・ラヴ』が、ある意味、歌手としての分岐点だったことを意味する呟きだったと私は思います」(原文ママ)とつづった。
また「ヒット曲により、逆に歌手、大橋純子とは何なのか、何のために歌うのか・・・という疑問が生まれたということです」とコメントし「『たそがれマイ・ラブ』は、レコーディング前から抵抗されていて、せっかくバンドを組んでやって自分の理想を追求しているのに、何で歌謡曲を私が歌うの!?と思われたそうです」と説明。「80年代の歌手生活休養後の88年以降も、この歌と『シルエット・ロマンス』を封印していたわけですから…その疑問はもの凄く大きなものだったことがわかります」と述べ「その迷いを本当に乗り越えられた瞬間は、ポール・マッカートニーのコンサートだったともおっしゃっていました。ビートルズのナンバー『イエスタデイ』の歌唱に身震いがして、ヒット曲の大切さに初めて気がつかされたそうです」と明かした。
最後に「素晴らしい曲を旦那さまの佐藤健さんと残してくださって、ありがとうございました」とつづり「写真は、結果的に最後にお目にかかった時のツーショット」と説明。「慎んで哀悼の意を表します」と追悼し、ブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「残念ですね」「物凄い声量で驚いたの覚えています」「謹んでご冥福をお祈りいたします」などのコメントが寄せられている。