提供:Ameba News/ブログ発
2020年夏に腸管ベーチェット病と診断され、難病と闘う女優・十條莉緒さん。「難病になって諦めたこと」や入院生活について綴られた等身大のブログには「莉緒ちゃんの生き方には、いつも生きる勇気をもらっています」「一緒に考えたり、悩んだり、少しでも莉緒ちゃんの手助けが出来たらいいなぁ」などのコメントが寄せられている。
■「人には見せない難病の実態」
電車に乗って後編へ出かけたことをブログで報告した十條さん。「人前では、いい所だけを切り取って普通に見せられるように。痛かったり辛かったりする姿は絶対に見せないように」とつづり、「笑顔が保てるくらいの余力がある時しか人に会えないし外には出られないの」と心のうちを明かした。
十條莉緒さん:今までは予定を立てるの嫌いだったけど病気になってからは急な誘いや予定に対応できないの
■難病と生きるコツ
この日、十條さんは「難病と生きるコツ」と題したブログを更新。「1ヶ月飲んでる抗生剤の副作用気持ち悪さや目眩によって本も読めないのよ〜」と、自身の体調について報告した。「病気を持ってる方は…」と書き出し、「すごく努力して普通に、健康に、見えるような生活をやっとこさ出来ていたとしても…」「傍からは普通に見えていたとしても…見せていない部分が大半」とつづった。そして、「形にして届けたいし、暗闇に光を宿せたらなと…」と想いを明かした。
十條莉緒さん:オーディションや案件が目の前にあるのに…病気や治療のために見過ごさないといけないのは正直辛いです
■「病気になって良かったこと」
「今日は1週間に1度の膠原病の外来dayでした」と、ブログで通院を報告した十條さん。「仲良しの薬剤師さんが『20日ぶりだね〜!心配してたよ🥺』と言ってくれて…」「あぁわたしの生活ってこんなにも沢山の人に守って貰って成り立ってるんだなって」とつづった。「本音を言うとすごくすごく暗闇で辛くて苦しいけど」と明かし、「でもなんだか…わたし幸せです」とコメント。
十條莉緒さん:健康で出会えなかった人生よりも病気があってでも出会える人生でよかったなって