著者・講演家として活動している立石美津子さん。ブログ「発達障害の子もそうでない子も幸せになるテキトー母さんのすすめ」では、自閉症である息子との生活をつづっている。

■瀕死の状態で発見された妹

9月3日更新のブログでは、自身の妹について水中毒になり倒れたことを明かしていた。立石さんの妹は約40年間統合失調症を患っており、訪問介護を入れてのひとり暮らしをしていたが、倒れた時は週末を挟んでいたため「タイミングが悪く3日間発見されませんでした」と説明。立石さんが自宅を訪ねたところ瀕死の状態で見つかったといい、その後、入院して幻聴、幻覚などの陽性症状は治まったので退院し、老人ホームに入居したが、また水を大量に飲んで倒れてしまったと述べた。そのことが原因で老人ホームの入居を断られたといい、現在も「行先がなく困っています」「皆さんの中でよい施設をご存じの方がいれば、教えてください」と呼びかけ、ブログを締めくくった。

■抑制ができない中毒

9月8日更新のブログでは「重度の自閉症の人や統合失調症の慢性化した人が、水を強迫的に飲んで水中毒を起こし死亡することがある」と切り出し、立石さんの妹の現在は陽性症状はなく「統合失調症の認知機能障害と水中毒が大きな問題である」と語った。自身の妹に対して水を「飲んではダメ」と声を荒げると「『わかった！わかった！もう飲まない！』というのだが、飲んでしまう」となかなか抑制できない様子をつづった。立石さんは改めて「もう、ずっとこのことで悩んでいます」と述べ「何か解決策や情報があれば教えてください」と呼びかけてブログを締めくくった。