元お笑いトリオ・Bコースのメンバーでピン芸人のタケトが5月、自身のオフィシャルブログで妻がガンと診断されたことを公表。ブログ内の連載「まさか妻がガンになるなんて」では、胸腺腫という10万人に0.5人の希少ガン発覚の経緯から腫瘍摘出、経過観察となった現在までの状況をつづっている。

■妻の入院当日

6月3日のブログでは、入院当日に「妻は小学校に行く娘(小4)を通学路の途中まで送って行った」と振り返った。その際に「娘は泣くのを我慢してた」といい「泣いてしまうと、今から入院するママに心配かけると思って我慢したのだろうか」とコメント。

そして「妻を車で病院に送って」行った際「『手術が不安』とか『怖い』とか、そんな事は一切言わず『行ってくるね』と笑顔で入院病棟に入って行った」といい「妻も妻で、弱音を吐くと心配かけると思ったのだろうか」とつづり、病院内を歩く妻の写真を公開していた。

■泣きながら帰って来た娘

6月4日のブログでは続けて、妻の入院中の様子を回想。「娘(小4)が泣きながら帰って来た」と切り出し「家に帰って来ても今日からママがいないと思ったら涙が止まらなくなったらしい」と述べた。

朝ママと別れる時も泣きそうになったが「『笑顔で小学校行ってくれないと、娘ちゃんが心配で、ママ入院出来ないよ』と言われたので、泣くのを我慢した」のだという。それを聞いたタケトは「偉い！よくがんばりました！」と労い「今日はパパと焼肉食べに行こう！」と告げると「娘は『やった！』と小声で言い、ちょっと笑顔になった」とつづった。そして「頼む、明日の手術上手く行ってくれ！」とブログを締めくくっていた。