
提供:Ameba News/ブログ発
モデルやYouTuberとしても活動されている井上さあやさんがオフィシャルブログ「顔面神経麻痺とともに生きる」を開設。2019年に髄膜炎を発症し、顔面神経麻痺になるまでの経緯や、現在の生活についてつづっている。
■完治していないまま退院
3日に更新したブログでは、水痘・帯状疱疹ウイルス髄膜炎と診断され入院した後、約3週間で退院できたと述べつつも、完治はしていなかったため「目が回っているので病院のタクシー乗り場さえ1人で行けなかった」「熱も下がらないし…耳鳴りも止まらないし…頭痛も治らない」と様々な症状が出ていたと説明。そのため「顔面神経麻痺のことよりも普通の生活に戻れるのだろうかと頭がいっぱいでした」と当時を振り返った。

■安易に考えていた後遺症
顔面神経麻痺は後遺症のリスクもあると言われていたが「いつか治ると信じ込み安易に考えていた」ところ、リハビリに通い続け顔も徐々に動き出した矢先、口を動かした際に目も同時に閉じてしまうといった顔面神経麻痺の後遺症である病的共同運動が始まったことを明かした。
主治医に相談すると高額なボトックス注射を打ち続けるか形成手術を行うしかないと言われるも、自身と同じ症状の人を見つけられず対応を悩んでいたという井上さん。そんなタイミングで出会った顔面神経麻痺について発信するYouTube動画のコメント欄には、同じ悩みを抱えている人が多くいたといい「文章からでも伝わってくるお優しい方ばかり…何かがプツンと切れ 大号泣」と泣いてしまったと同時に「前向きに挑戦していくしかないと手術をする覚悟」を決めたと説明。
自身がYouTubeを始めたきっかけについても「同じ病気の方の参考になれたら」という思いからであるといい「多くの方に周知され顔面神経麻痺の後遺症を防いだり…形成手術の経過など発信することで少しでも誰かの参考になれたらなと願っています」とつづり、ブログを締めくくった。
