漫画家のサシダユキヒロさんが10月22日にオフィシャルブログ「僕の生きる道」を開設。2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身執筆の漫画「俺は2度死ぬ」と共につづっている。

■意識は戻っているのに全く記憶がない

23日に更新されたブログでは、ひき逃げに遭い、1か月近く眠り続け、意識が戻ってもすぐ眠ることを繰り返していたという。そんな状態でお見舞いに訪れた職場の同僚に対し「おー…山口…悪…いなぁ」と言っていたそうだが「この頃の記憶は全くありません。だからこの辺の話は全て聞いた話です」とコメント。「意識は戻っているのに全く記憶がないってとても不思議でとても怖い事ですよね」とつづっている。

■「かなりキビシイ状態」

24日更新のブログでは、10年以上の付き合いの先輩である漫画家の三好智樹氏がお見舞いに来てくれた際に「あ…あのはじめ…まして　サシダです」と挨拶したことを後から聞き「ビックリしました。まぁお見舞いに来てくれた2人の方がビックリしたでしょうが」と振り返った。その状態を見た後輩は「サシダさんかなりキビシイ状態なので少し覚悟した上でお見舞いに行く人は行って下さい　そうじゃないとかなりショックを受けると思います」というメッセージを友人たちに共有していたことを後から聞き「意識が戻ってすぐの当時の僕はそのくらい酷い状態だった」と述べた。

引き続きブログでは、2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身執筆の漫画「俺は2度死ぬ」と共につづっている。