ケアブランド『KISS MY LIFE』を手掛ける株式会社TOKIMEKU JAPAN代表の塩崎良子さんがオフィシャルブログ「死をポケットに入れて」を開設。33歳の時に罹患した若年性乳がんの闘病経験についてつづっている。

■がん告知前日にいた場所

9月8日更新のブログでは、乳がんの告知から7年が経ち「自分が最後に旅に行きたい」と考えていたロサンゼルスに訪れたことを明かした。「私が癌を告知される直前（前日）にいた場所」であり「何十回も仕事で訪れた場所」であることから「あまり素敵な想い出はなくどちらかいうと、思いだすのは仕事で苦労したことばかり」（原文ママ）であるとコメント。ロサンゼルスを訪れることで「癌になる前のことを思い出し辛くなるかな」と思っていたが「誇りをもっていい経験だなぁってちょこっと思えた旅でした」とつづった。

■映画を見て憧れていた場所

9月9日更新のブログでは、乳がん闘病中に見た映画の舞台となった街に訪れたと説明。街中にある様々な場所を訪れながら「偶然の出会いとか、感じたことで人生観が変わっていく」映画のストーリーを思い返し「闘病中もそんなことがあったなぁ」としみじみ語った。最後は「がんになってからの7年間をはじめて振り返り、また頑張ろうと思える時間でした」とつづり、ブログを締めくくった。