
提供:Ameba News/ブログ発
先天性片肺無形成症という肺がひとつしかない障害、そして呼吸器疾患を抱える妊婦もえぴーさんが、7月14日にオフィシャルブログを開設。「障害者である私が出産を決意するまで、さまざまな葛藤がありました」と述べ、これまでの生い立ちから、出産を決意するまでについてもつづっている。
■「それでも、妊娠継続を希望されますか?」
7月18日のブログでは、医師からもえぴーさんの夫に「もし赤ちゃんに酸素がいかなくなったら…」など、最悪のケースについても説明があったことを振り返り「先生からの説明と私の説明では深刻さが違いました」とコメント。そして「それでも、妊娠継続を希望されますか?」と問いかけられたという。
「私はそれでも 『赤ちゃんのためにできることは何だってしたい』と涙ながらにお話ししました」と回想。その後、説明を受けた夫から「産めると思う」と言われたことを明かし「捉え方によっては無責任な発言と思われるかもしれませんが、私はすごくすごく嬉しかった」とコメントしていた。

■家族の反応
同日に更新されたブログでは「そもそも私のようなハイリスク妊婦を受けてくれる病院も、なかなか見つからないのが現実」だと切り出し「関東でトップクラスの救命に強い病院や、大学病院にも断られてしまいました」とつづった。そして「そのような状況だったのでもちろん中絶の話もありました」と明かし、もえぴーさんは「中絶は絶対にしない」と伝えていたという。
家族は「もえの命が1番大事だからね…」と出産に反対していると説明し「家族の気持ちも痛いほど分かる」とつづっていた。一方で夫は「もえぴーの気持ちを尊重したい。でも、もし危なくなったら、もえぴーの命を優先する」と言っていることを記し「みんなそれぞれいろいろな思いがある」としながらも「私は、赤ちゃんを産みたい」と強い意志をつづり、ブログを締めくくった。
