2019年9月末、34歳の秋に約2か月の余命宣告を受けたミミポポさん。ブログ「34歳で余命宣告された私～乳がん10年目の闘病ノート～」では、乳がん発覚から余命宣告、闘病中のできごとを振り返ってつづっている。

■飛行機を降りて腫瘍から大量出血

12日のブログでは「今思えばありえないんだけど...」と切り出し、余命宣告前、花咲乳がんの腫瘍がある状態で、当時付き合っていた彼氏に会うため、韓国を訪れたことを回想した。

なんと「飛行機を降りたら大出血」してしまったといい「飛行機を降りると同時にトイレに駆け込みそこで止血を2時間」「手を離した瞬間腫瘍からの大出血で足元が血で染まる勢いで出血してるから手を離せない」と鬼気迫る状況を説明。ようやく血が止まり「外で待ってくれてる彼と落ち合って車に乗った瞬間…また腫瘍から大出血」と思わぬハプニングをつづった。

■病気を理由に日常を変えられたくなかった

15日のブログでは「そんな状態で飛行機に乗るなんてありえない！！と思うのにどこか感覚が麻痺してしまっていた」といい、その理由として「胸から出血するという非日常な出来事がもう何年も続いていていきなり始まった訳でもなくどこか私の“日常”になってしまってた」と振り返った。父親に「ありえない！！何してるんだ！それは“無茶してる”ことだよ！！！」と怒られたことをきっかけに「ハッとして反省しそれから韓国に行くのをやめた」と述べている。

また同日に更新したブログでは、当時を振り返り「“病気を理由に日常を変えられたくなかった”この想いが強かったように思います」とコメント。「ただ普通に暮らしたかった　病気がなかったら当たり前のように出来ていたことを諦めたくなかった」と本音をつづっていた。