提供:Ameba News/ブログ発
29歳のときに兄が自死し、その4年後に夫が33歳でグレード4と最も悪性な腫瘍・神経膠芽腫(しんけいこうがしゅ)を発症。余命14か月の宣告を受け、まだ幼い2人の子どもの育児をしながら在宅介護、死別した経験をつづった「あなたとともに生きていく~35歳絶望未亡人這い上がり物語~」の著者・かずママさんがオフィシャルブログを開設した。
■脳腫瘍摘出術手術の翌日に急変した夫
6日に更新したブログでは「天国の旦那は、脳腫瘍摘出術の手術を受けた翌日に急変しました」と切り出し「脳内がむくんで、頭の中がパンパンになり、生命を司る脳幹という部分が圧迫」「血圧が下がり…意識レベルも下がり…かなり危ない状態でした」と当時の状況を回想した。
その際「脳幹への圧迫を取り除くために、手術で頭蓋骨が取りはずされました」と説明。夫はその後1か月以上、集中治療室(ICU)で眠っていたという。
■8年経っても戻って来ない夫の頭蓋骨
同ブログでは、その後症状が落ち着いてから、数か月後に頭蓋骨が入っていない部分に人工の頭蓋骨を入れる手術を受けたというが「感染症になってしまい、結局旦那は、頭蓋骨が一部ない状態で、生涯の幕を閉じて…天国へ…」と夫との死別について振り返った。
しかし「あれ!?」「旦那の頭蓋骨は…どこに行っちゃったの!?」とコメント。当時、主治医に「荼毘にふす時に、一緒に入れてあげたいので、返してください!」と訴えるも、夫の死去から8年経った現在でも「いまだ旦那の頭蓋骨は…帰って来ません」と明かし、ブログを締めくくった。