研ナオコ×田鍋梨々花「バカ殿様で一目惚れ」女子高生のカリスマが研ナオコに憧れる理由
女優としても活躍するSeventeenモデル・田鍋梨々花さん。“クールビューティー”なキャラクターで人気を博す彼女が、「憧れの人」と公言するのは……なんと、研ナオコさん。17歳の少女が“年の差50歳”の大先輩に憧れた理由を紐解くと、そこには研ナオコさんの新しい魅力がありました。
研ナオコ
歌手・タレント
1953年、静岡県生まれ。1971年「大都会のやさぐれ女」で歌手としてデビュー。「かもめはかもめ」「夏をあきらめて」などヒット曲は多数。バラエティ番組でも活躍し、自身のYouTubeチャンネル「研ナオコ Naoko Ken」も日々更新中。
1953年、静岡県生まれ。1971年「大都会のやさぐれ女」で歌手としてデビュー。「かもめはかもめ」「夏をあきらめて」などヒット曲は多数。バラエティ番組でも活躍し、自身のYouTubeチャンネル「研ナオコ Naoko Ken」も日々更新中。
田鍋梨々花
モデル・女優
2003年、千葉県出まれ。「ミスセブンティーン2016」のグランプリに選ばれ、女性誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビュー。女優としても活躍し、ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ系)やドラマ「DIVE!!」(テレビ東京系)に出演。
2003年、千葉県出まれ。「ミスセブンティーン2016」のグランプリに選ばれ、女性誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビュー。女優としても活躍し、ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ系)やドラマ「DIVE!!」(テレビ東京系)に出演。
研ナオコさんに一目惚れ
田鍋梨々花(以下、田鍋):研ナオコさんを好きになったきっかけは、小学生の時にテレビで観たバカ殿様(『志村けんのバカ殿様』)でした!!自分のスタイルを貫く姿がすごくかっこよくて、一目惚れしたんです。
田鍋:そこからお母さんと研さんが出ているDVDを借りに行って、さらにドハマリしました。(笑)
最近はSNSやAmebaブログ、YouTubeの更新をすごく楽しみにしています。旦那さまとのやり取りが微笑ましくて、大好きです。
田鍋:研ナオコさんは、年齢を問わず愛されている方だと思うので、「こんな大人の女性になりたいな」と思っています。
今回、対談のお話をいただいた際は、嬉しすぎてすぐ家族に報告しました!(笑)まさかお会いできるとは…….。
普段は「ほとんど緊張しない」という田鍋さん。マネージャーさんも「こんな姿は初めて見た」と驚いていました。
初対面で号泣「涙が止まらない」
田鍋さんのドキドキがこちらにも伝わるような空気感の中、初対面の瞬間が訪れます。
田鍋:はじめまして!!田鍋梨々花です!!
研ナオコ(以下、研):はじめまして。顔ちっちゃいね~。ほんっとかわいい(笑)
緊張の表情が一転。ずっと憧れだった研ナオコさんの優しい反応に……
田鍋さんの目には大粒の涙が…。
号泣して話し始められない田鍋さんを優しく見つめる研さん。
憧れの人と対面し、泣き出してしまうというなんともいじらしい様子に、現場は温かい空気に包まれました。
気を取り直して…
涙を拭って、対談スタート。
いつも通りのテンションで話し出す研さんの姿に田鍋さんも次第に笑顔に。
田鍋:私…小さいころに『バカ殿』を見て一目惚れしました。ブレない芯があるところに憧れています。YouTubeでの飾らない感じもすごく素敵で……本当に大好きです!!
研:いやぁ、こんな若い子に好きっていってもらえて嬉しいですね。自分では“芯”があるのかはわからないけれど、偽っている姿は見ている人にもバレてしまうと思って、ありのままの自分で過ごしています。(笑)
もしや似た者同士?意外な共通点
田鍋:私、今日の対談で研さんのプライベートを伺ってみたいと思っていて。あの……いつも何時に寝て、何時に起きてますか?
研:寝る時間のこと??(笑)全然、バラバラよ。
田鍋:そうなんですか!?夜遅く寝ることも…?
研:うん。寝るのは遅い時で5時ぐらい。帰宅したら、メイクを落として、部屋着に着替えて、ずーっとダラダラ……。
田鍋さん:私も「時間が空いたら、ダラダラ過ごしたい」タイプで….…。
研さん:そうなのよ、時間を無駄にするタイプ(笑)
田鍋さん:私のおうち時間は、研さんがたくさんSNSを更新してくださるので、楽しみが尽きません!気に入った動画や写真はすぐスクショして、マネージャーさんに送らせてもらって…。
芸能界を生き抜くための”ギャップ”
田鍋:あと、芸能界でお仕事をしていく上での秘訣があればアドバイスいただきたいです!
研:そうね……。気がついたら芸歴50年。私はとても運がいいと思うんです。あと私、自分のことを歌が上手い人だと思ってないの、全然。
田鍋:え!?
研:ほんとに。できると思ったら終わりなんですよ。歌が上手いと思っていないから、とにかくいただいた仕事は一生懸命に頑張る。その分、家ではダラーッとする。このギャップが大事ね。
研:私、田鍋さんも「自分で自分のことをかわいいって思ってる子」じゃないと思ってる。そうでしょ?
田鍋:はい、そうですね…。
研:わかるの。そういう子はこんなナチュラルな表情をしない。ものすごくかわいい。好きです。
田鍋:嬉しい…。また泣いちゃいます……。
研:あと、最後は本当に「人」なの。違和感を感じたり、自分とは合わないと思った人は、なるべく避けたほうがいい。
田鍋:戦わなくていいんですね!
研:うん、とばっちりがくるから(笑)。挨拶とお行儀だけきちんとしておけば、合わない人に無理やり合わせる必要はないよ。
田鍋さん本気の悩み相談「すごく苦手で…」
田鍋:私、考えるのがすごく苦手なんです。難しいことを考えすぎると、逆にそれができなくなるんです。
研:ああ、一緒。
田鍋:本当ですか!?お仕事でも事前にあれこれ考えるより、当日パッと行った方が、なぜかうまくいったりとか…。
研:私もドラマの台本は当日見るの。前もって読んでも余計なこと考えちゃうし、寝ると忘れるから(笑)
田鍋:自分に合うやり方でいいんですね……!
研:そうそう。台本がボロボロになるくらい読み込む人もいるけど、それは、それがその人に合ってるということ。誰かと同じようにする必要はないと思う。
田鍋:はい。ありがとうございます……。勇気をいただきました!!
対談を終えて
田鍋:画面で見ているよりもずっとお綺麗で、素敵な方でした。
田鍋:自分と共通しているところがあるとわかって、めちゃくちゃ嬉しくて、すごく勉強になりました。今日の時間は、一生の宝物です!!