いろいろあったけど…子育てママに支持されてるのなんで?ウイルス・菌対策アイテム「クレベリン」をねほりはほり

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大幸薬品株式会社
定番ねほりはほり!

世の中にたくさん存在する定番商品やブランド。多くの人々から支持されているのには理由があるのはなんとなくわかるけど、改めてどんな魅力があるの? まだ気づいていない魅力があるんじゃないの? なんでも知りたがりなAmeba編集部員が、好奇心全開で企業の担当者にねほりはほり聞いていく連載企画「定番ねほりはほり」。

今回は、一時期はいろいろ話題になったけれど、子育てママを中心に根強く支持されているウイルス・菌対策の定番アイテム「クレベリンの担当者をねほりはほり直撃します!

【写真】クレベリンを持った3人の人物

取材に応じてくださった大幸薬品株式会社 マーケティング部の柴田さん(写真右)、山下さん(写真中央)、研究開発部の林さん。なんと! 大幸薬品の京都工場・研究開発センターで出迎えてくださりました。クレベリン研究開発の中枢に突撃〜

ねほはほポイント1:あの騒動って何が問題だったの?

Ameba編集部

本日はクレベリンの心臓部でインタビューできるなんて、ドキドキです。

柴田さん

遠いところまでお越しくださりありがとうございます!

Ameba編集部

さっそくですが、そもそも2022年に景品表示法に基づく措置命令が出されたのはなぜですか?

柴田さん

まず、措置命令はクレベリンのウイルス、菌等の除去機能に対して出されたものではなく、表示のしかた”に対して出されたということを知っていましたか?

Ameba編集部

表示のしかた??

柴田さん

これまでは試験環境で確認した結果をもとに、「物体に付着した(くっついた)ウイルス、菌等の除去」と、「空間に浮遊する(ういている)ウイルス、菌等の除去」をWEBサイトやTVCM、製品パッケージなどで表示していました。

【写真】クレベリンの以前の店頭POPを手に持った男性の手元

措置命令が出される前の店頭POPを特別に見せていただきました(※現在の表示ではありません)

柴田さん

この表示のうち、「付着したウイルス、菌等の除去」ではなく、「空間に浮遊するウイルス、菌等の除去」という表現に指摘を受けました。

Ameba編集部

ふむふむ。ということは、クレベリンの機能自体に問題があったわけじゃないんですね。

柴田さん

そうなんです。我々としては、試験環境で確認した研究結果に自信がありましたので、2021年12月に東京地裁に仮の差止の申立てをおこないました。この申立ての一部が認められたため、消費者庁が、翌年の1月に東京高等裁判所へ不服申立てをしました。

その結果、同じ年の4月13日に出された決定では、クレベリンの試験結果が、一定の試験条件下で特定のウイルス、菌の除去を実証するものであると認められました。

【写真】青いポロシャツを着た男性

柴田さん

でも「すべての実生活空間での機能表示」としての、合理的な根拠は認められず…措置命令が発出されました。

Ameba編集部

「すべての実生活空間」ってなんだか曖昧な表現ですね。

柴田さん

たとえば、私の家と皆さんのお住まいの環境はちがいますよね?

Ameba編集部

はい。広さなど物理的条件も生活スタイルも。

柴田さん

もっとこまかく言うと、換気の回数や室内の温度・湿度もさまざま。まったく同じではありません。

Ameba編集部

家のつくりや生活環境が似ていたとしても、完全一致して、しかもそれが全世帯となるとほぼなさそうです。

柴田さん

そうなんです。世帯ごとに異なるさまざまな生活環境・生活空間に対して、クレベリンは「空間に浮遊するウイルスや菌の除去」が得意ですよ、とは言えないのです。

Ameba編集部

東京高裁の決定でも試験環境での結果は認められているのに…厳しすぎる。

柴田さん

あらゆる環境でクレベリンの機能を表示することができる、一般的に認められた基準はこの世にまだ確立されていない以上、すべての実生活空間で機能があるかのような表示は認められないのです。

Ameba編集部

その基準は早く確立されてほしいですよね。皆さんがおこなった試験条件であれば、製品の機能があることは実証されている、でも表示のしかたに制限があるってもどかしいです。

柴田さん

今後、さらに研究を重ねつつ関係機関と協力し、皆さんに誤認なくわかりやすい表示規格づくりにも取り組んでいきたいと思っています。

Ameba編集部

2年前の措置命令を経て、現在はどんなパッケージ表示になっているか気になります。

柴田さん

本日お持ちしてますよ。こちらの3個入りが今年8月に発売した置き型クレベリンの新パッケージです。

【写真】クレベリン3個入りの新パッケージを指差している

Ameba編集部

実生活空間(有人、居室等)での機能は確認しておりませんと書いてありますね。私はいまお話を聞いたのでわかりますけど、もし知らずに店頭でこれだけ見たら「二酸化塩素分子のチカラでウイルス・菌・ニオイを除去(※)」って書いてあるのに、「実生活空間(有人、居室等)での機能は〜」ってどういうこと…? と思っちゃいそうです。

※ウイルス・菌各1種、悪臭成分5種 除去機能試験結果

柴田さん

わかりにくいですよね…すみません! しっかり説明させていただきます。まず、「ウイルス・菌・ニオイを除去(※)」に関しては、試験で確認した結果をもとに表示しています。

一部の空間や居室での成分の広がりや有効性の確認であったり、人がいる環境での有効性試験などは実施しているのですが、先ほど申し上げたとおり空間に関する「一般的に認められた基準」がまだないので、実生活空間(有人、居室等)での機能は確認しておりません」と正直に表示しているのです。

※ウイルス・菌各1種、悪臭成分5種 除去機能試験結果
【写真】クレベリン3個入りパッケージの裏面

柴田さん

ですから「すべての実生活空間で機能を確認されている」との誤認が生じないよう、どんな条件で試験をしたのか、それによって何が確認できたのか(※)もパッケージでもしっかり明記しています。もちろん、WEBサイトやTVCM、今後予定している宣伝・プロモーション・店頭POPでも表示は徹底していきます。

※25㎥(約6畳)の密閉したステンレス製空間(サーキュレータ作動、温度約24℃、相対湿度約58%)にて特定の菌に対して除菌機能があることを弊社製品にて確認。[試験機関:(一財)北里環境科学センター 試験報告書:北生発2018_0131号、北生発2018_1130号、北生発2018_0129号、北生発2018_3130号]

Ameba編集部

むずかしい調整の結果、こまかい表現・むずかしい表現になってしまうのも私たち生活者のためなんですね。

いずれにしても、措置命令が“表示のしかた”に出されたもので、製品を使った試験で効果は出ているため、ウイルスや菌が気になるときには頼りにしていいんだってことは納得しました。

ねほはほポイント2:機能は問題ないのに…中の人はどんな気持ちだったの?

Ameba編集部

措置命令が出されたポイントを誤解されたまま、一時はネットで「効果がない」などと話題になったり、製品が店頭から消えたりすることがありました。そのとき、開発者としてどんな思いでしたか?

林さん

弊社では、クレベリンの成分・二酸化塩素の有効性や安全性に関する特許や論文を数多く出していて、データは豊富に揃っていたのに一部の表示だけがNGと指摘され、正直しんどかったです…

【写真】白衣を着た男性の写真

ツライ記憶をよみがえらせてしまった…

Ameba編集部

お察しします…

林さん

どういうデータがあれば皆さんに誤解なく、納得いただける表示にできるのか、いまでも手探りの状態です。先ほどおっしゃっていただいたように、よりわかりやすさを意識しても、まだわかりづらい表現しかできていないかもしれません。

ですが、クレベリンがどういう製品で、どういうところで、どういう方々に使っていただきたいか、もっとわかりやすく正しく伝えられるような研究を続けたいです。

Ameba編集部

実際、新しいパッケージになって、再び店頭に並ぶまでこぎつけました。ホッとされたのでは?

林さん

措置命令の直後は本当にツラかったので、一安心はしました。でも課題はたくさん残っていますので、この経験をバネに日々の研究に取り組んでいます。

柴田さん

一方で、これまで使ってきてくれた方々や当社製品を取り扱ってくれている小売店の方々を不安にさせてしまったことは事実として消えません。当時もいまも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

林さん

本当にそうですね。

柴田さん

メディアの方々も悪意はなかったのだろうと理解しつつも、「空間に浮遊するウイルス、菌等の除去」の表示に対してだけでなく、製品機能にも措置命令が出された、と誤解されるような部分的な報道には悔しい思いがありました。

事実とは異なる解釈が拡散されたことには心が痛みましたが、クレベリンに期待してくださった皆さんをがっかりさせた原因になった我々も反省しています。

Ameba編集部

受け取る側に誤解されない、正しい情報の伝え方はメディアの責任です。我々も気をつけます。

柴田さん

この経験を踏まえて、社内でもこれまでの表示に対する考え方やお客様への伝え方を大きく見直していく決断をしました。過去に経験したことがないことが多く、苦慮することも多かったのは事実です。

【写真】青いポロシャツを着た男性がうつろな表情をしている

柴田さんのうつろな表情が当時の苦労を物語る

柴田さん

でも、クレベリンをはじめとした弊社の製品を通じて、応援してくださっているお客様の声にしっかりと答えたいと常に思っていたので、今回の反省を生かし、なんとか前に進んできたと思います。

Ameba編集部

大きな前進ですね。

柴田さん

「クレベリンは効果がない」とまだ誤解されていることは事実です。私たちにできることはまず、確かな研究成果に基づき、正しい表示、正しい機能説明ができる製品をご提供していく、そのうえで少しずつでも誤解を解いていくことです。

そのために、会社全体が部署の垣根を超え、もっともっと協力して製品とお客様に向き合っていける体制はできあがりつつあると実感しています。

Ameba編集部

今回ご同席の山下さんは騒動の当時、出産されたばかりとお聞きしています。「クレベリン」はママとして期待の製品だったと思うのですが、率直にどう思われましたか?

【写真】髪を後ろで束ねて白いブラウスを着た女性

措置命令後、大幸薬品に中途入社した山下さんは2歳児のママ。2020年の妊娠中、クレベリンに助けられた経験も大幸薬品に転職するきっかけになったのだとか

山下さん

世の中が不安であふれている時期(2020年4月)に私も妊娠中で、ウイルスや菌には敏感になっていて、どうしたらいいのかと困っていました。そんなとき、TVCMでクレベリンのことを知り「これは!」と思い使い始めました。本当にいちユーザーだったんです。

子どもが生まれてからもずっと頼りたいと思っていた矢先、店頭から消えてしまってとても不安になったのを覚えています。

Ameba編集部

ウイルスや菌への不安と頼りにしていたクレベリンが消えた不安、相当なものだったでしょうね。

山下さん

それはもう不安で不安で…。でも私が産休から仕事復帰するタイミングで大幸薬品の求人に出合ったんです。なんだかすごく縁を感じました。

Ameba編集部

山下さんもニュースなどで措置命令について知ったと思います。めちゃくちゃ失礼ながら、渦中の会社へ転職しようというのはかなりの勇気ですね。

山下さん

精神的に不安定になっていた妊娠中、クレベリンの存在に助けられた一方で、店頭からなくなって「本当に効果ないの?」と不安も感じました。

でも、実際に使っていたからこそ事実を知りたくて措置命令について自分で調べてみて、問題があったのは一部の広告表示だったことを知りました。

Ameba編集部

やはり信頼できる製品の会社だと。

山下さん

そう思いました。だからこの会社に入って、私のように衛生対策に困っているママさんたちに正しい情報を伝えたい・伝えるべきだと強く思いながら業務に取り組んでいます。

Ameba編集部

説得力がすごいです。

柴田さん

うちも赤ちゃんがいますけれど、身のまわりでウイルスや菌が話題になることが増えてきた実感はありますね。

【写真】青いポロシャツの男性と白いブラウスの女性が話しているが

パパママ談義で盛り上がる柴田さんと山下さん

山下さん

そうそう。うちの子は2歳になって、保育園やいろんなところでウイルスや菌を持ち帰ってくる可能性も高くなっていますし…。やっぱり同じような子育てママさん、パパさんに伝えていきたいです。

Ameba編集部

ママ友さんとの会話で「クレベリンってどうなの?」と質問されること、ありますよね?

山下さん

ありますよ。妊活中、プレママさん、ママさん、ウイルスや菌に敏感な方々からは「効かないんでしょ?」と言われます。でも私は、効く・効かないの前に、そもそも問題があったのは“表示のしかた”であって、製品を使った試験では効果が出ているという事実を伝えています。

Ameba編集部

山下さんのミッション発動ですね。

山下さん

はい! 会社でマーケティングを担当する以前に、子育て中のいちユーザーとして調べてきた事実を伝えるのが私の使命かと。

Ameba編集部

心強いマーケターですね。

柴田さん

本当に(笑)。

林さん

研究開発部としても励みになります。

ねほはほポイント3:あれから2年。ママたちの反応は?

Ameba編集部

ところで、今年4月に開催された「マタニティ&ベビーフェスタ2023横浜」に出展されていたようですね。ママさん・プレママさんたちの反応はいかがでしたか?

柴田さん

応援、ご質問、さまざまな生のお声をいただけて非常にありがたかったです。とは言え、「あれ? 効かないって言われてるアレですよね? まだ売ってるの?」というド直球のご意見をダイレクトに受けたときにはさすがに凹みましたけど。

Ameba編集部

どうやって切り返したんですか?

柴田さん

密閉した空間に見立てたケースにカビ菌をつけたパンを入れ、置き型クレベリンあり/なしで2週間放置したディスプレイを用意しました。一見して普通のパン(クレベリンあり)とカビだらけのパン(クレベリンなし)という見た目の違いしかわからなかった来場者の方に説明したところ、結構びっくりしてくださって。

Ameba編集部

それはびっくりしますよ!

柴田さん

あとは、納豆を使ったニオイの検証も手応えを感じました。

Ameba編集部

それも気になります。

柴田さん

クレベリン スプレーをかけた納豆とかけない納豆のニオイをかいでいただくシンプルなデモンストレーションを実施したところ、約98%の方に「ニオイが消えた」ことを実感いただけました。

Ameba編集部

すごい! ほぼ100%じゃないですか。直近いろいろあったとはいえウイルス・菌・ニオイ対策の定番は、なにげに昔からあるクレベリンですね。体感すれば即理解される製品なのもうなずけます。

柴田さん

そうなんです。世の中が不安であふれている時期に注目されたことで、にわかに登場したと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、クレベリンは2005年に発売以来、約20年販売している歴史のあるブランドです。

Ameba編集部

約20年前にウイルスや菌なんて意識した記憶がありません。そのころから注目していたのはなぜですか?

柴田さん

弊社の社長が医師として勤務していたとき、解剖室に二酸化塩素を置いていたところ腐敗臭が軽減されていることに気づいたそうなんです。ニオイは菌によって発生するので、もしかして菌の除去に有効なのでは? と。ですから、当初は一般家庭のニーズというより、医療・介護施設に向けて開発された製品なんです。

Ameba編集部

なんだかすごく腹落ちしました。菌やウイルスに細心の注意を払わないといけない場所のために開発された製品なら、一般家庭品として使われても申し分ないですよね。

柴田さん

ですから、日常生活であまり意識されていなかった「除菌」という発想で、clever(賢く)+clean(キレイにする)というコンセプトのもとコツコツと研究開発を重ね、製品を提供し続けてきた自負はあるんです。

Ameba編集部

製品として盤石の背景と研究実績があったから、表示上の問題も乗り越えられたんですね。

あの…いまさらの質問で恐縮なのですが、社長さんが解剖室で効果に気づき、クレベリンという製品を生み出した二酸化塩素って、そもそもなんなんですか?

林さん

一番わかりやすいのはプールのニオイに似ていることでしょうか。

【写真】メガネをかけて白衣を着た男性が話している

プールですね(キッパリ)

Ameba編集部

あーわかります。あのニオイか!

林さん

二酸化塩素分子は、ウイルスや菌などに直接作用することで機能を低下させることができます。でも、濃度を安定して保つことがとてもむずかしい物質なんです。

Ameba編集部

クレベリンも使い始めから濃度が徐々に下がって、効果も薄まっていくのですか?

林さん

いいえ。クレベリンは特許技術(※1)により二酸化塩素の濃度を維持することができているんです。製品や成分に関して、これまでに取得した特許は34件、論文発表は47件あります。効果についてはもちろんですが、安全性についても外部機関で評価(※2)をおこなっています。

※1 特許登録番号:特許第5593423号、特許第5757975号
※2 試験機関:ハムリー株式会社等

Ameba編集部

子育て中の山下さんと柴田さんは、クレベリンをどのようなシーンで使っていらっしゃいますか?

山下さん

まわりでウイルスや菌の話題をよく聞いたりしたときだったり、外が暑かったり寒かったりして、なかなか換気がしにくいときに使うことで、安心感が得られています。使うときは、子どもの手の届かないように置いています。

柴田さん

それは大事なポイントですね。製品の近くに金属や電子機器、色の濃い布製のものを置くことは注意していただきたいです。

山下さん

個人的にはデザインも気に入っています。シンプルで小ぶりで、インテリアに馴染んでそっといてくれてるところがかわいいです(笑)。

【写真】クレベリンのボトルと箱パッケージが2つ並んで置いてある

置いているのを忘れるほどシンプルでコンパクト、なのにとってもはたらき者

Ameba編集部

愛着もひとしおですね。

山下さん

効果は直接目には見えないのですが、かすかに二酸化塩素のプールのようなにおいがすると「あっ、はたらいてくれてる!」って心強く感じます。

Ameba編集部

林さんはネコちゃんとインコちゃんを飼っていらっしゃると小耳にはさみました。かわいいけれどニオイも気になりますよね。

林さん

ペットのニオイは発生源が決まっているので、スプレータイプのクレベリンが便利ですよ。とくにネコちゃんは、おしっこのニオイが気になるときはトイレシートにスプレーをシュシュっとできます。

【写真】メガネをかけた白衣の男性が笑顔で話している

「うちのネコちゃんは出勤前も抱っこをおねだりするんですよ〜」ネコちゃんの話に表情がほころぶ林さん

Ameba編集部

いいですね! 愛猫家の友人にさっそく教えたいと思います。

林さん

インコちゃんの場合は、ケージを掃除するときにフンなどを受けるプラスチックトレーにスプレーをシュシュっとして、キッチンペーパーなどで拭き取ることで清潔に保てますよ!

Ameba編集部

インコちゃん以外の小鳥はもちろん、ケージでお世話するハムスター、ウサギ、ハリネズミなどのケアにもよさそうです。

ねほはほポイント4:目に見えない空気でホントに効果を実感できるの?

Ameba編集部

さまざまな視点でお話をうかがってきて、クレベリン」への期待が復活してきた読者さんもいらっしゃる一方で、空気って目に見えないし本当に効果があるの? という方もまだいらっしゃると思います。なにか目に見える実験を見せてもらえませんか?

林さん

実生活環境に、菌やウイルスを持ち込む実験は、倫理面、安全面、法制面からおこなうことはできません。そのため裏づけデータを取るときは、菌、ウイルスが漏れない密閉した実験空間を準備し、その中でウイルス、菌を浮遊させて二酸化塩素と反応させるという方法により評価をおこなっています。

Ameba編集部

やはりむずかしいですか…

林さん

いえ! この場でお見せできる簡単な実験(※)を用意してきました。これは床の汚れを洗い出す液につけ、ホコリなどを取り除いて菌を溶かし込んだ液体です。

※クレベリン置き型1か月用を設置した30Lの密閉容器と設置しない密閉容器を準備し、実際に人が居住する家の床から採取した菌を塗った寒天培地を、それぞれの密閉容器内(温度約24℃(±1℃)、相対湿度約90%(±3%))に53時間放置する実験
※実生活空間での機能は確認しておりません
※実生活空間で同様の機能を得られるわけではありません
※すべての菌について除去できるものではありません
【写真】試験管を持つ白衣を着た男性の手元

キレイに見えますが菌が溶け込んだ液体です

林さん

これをプラスチックのシャーレに撒いて、クレベリン置き型1カ月用を置いた密閉容器/置いてない密閉容器に入れて2日ほど放置後、菌の増殖を確認しました。その結果がコチラです。

【写真】黄色がかったシャーレと白いシャーレが並んでいる

写真左がクレベリン置き型1カ月用設置なしのシャーレ、写真右がクレベリン置き型1カ月用設置ありのシャーレ
※実生活空間での機能は確認しておりません
※実生活空間で同様の機能を得られるわけではありません
※すべての菌について除去できるものではありません

Ameba編集部

ずいぶん色がちがいますけど、これはどっちがどうなんですか?

林さん

左の黄色が濃いほうがクレベリンなしのシャーレです。菌自体は小さくてほぼ目には見えませんが、菌が出した色素で色が変わります。つまり、左のシャーレは、菌が活性化しているといえます。

Ameba編集部

ほー! クレベリンありの右のシャーレは色に変化がないということは…

林さん

二酸化塩素が菌に作用したということです。

Ameba編集部

菌は見えないですけど、結果は目に見えてわかりやすい!

柴田さん

公式YouTubeにも6畳の閉鎖空間で試験した結果を公開しています。こちらもわかりやすいですから、ぜひご覧ください!

ねほはほポイント5:もっと信頼されるためにどうしていくの?

Ameba編集部

クレベリンの機能は改めてすごいですよね。この記事を通じて、ひとりでも多くの方が興味を持ってくれたり、誤解に気づいてくれたりしたらいいなと思います。

最後に、クレベリンがもっと信頼されていくための目標を聞かせてください!

柴田さん

措置命令ではいろんな方にご迷惑をおかけしたことを真摯に受け止め、誤認のない表示改善に努めてきました。

今後は、誤認のない表示基準を守りながらも、クレベリンという製品の持つ機能をもっとご理解いただけるよう、研究データを磨いていきながら、TVCMやイベントなどを通じて生活者の皆さんに快適な環境づくりをご提案していきたいです。

Ameba編集部

先ほど林さんが見せてくださった実験も、ファミリーイベントなどで見られるとよさそうです。

柴田さん

そうですね。正しく、適切なだけでなく、わかりやすく楽しい方法でお伝えできるようがんばります!

これからの季節は特に、身のまわりの環境が気になることが増えてきます。クレベリンをはじめ、新製品開発も含めて快適な衛生環境をひとりでも多くの方に届けていきたいと思います。

【写真】白衣の男性、青いポロシャツの男性、白いブラウスの女性が談笑している

快適な環境づくりの裏には、強い信念を持ちながらも穏やかに真摯に生活者と向き合う社員さんの存在あり


長く支持されている定番ブランドは、長い歴史のなかでピンチや困難に直面することもあって、確かな開発力と社員さんの真摯な対応でそれらを乗り越え、さらに愛され続ける。今回の取材を通じて、「クレベリン」が昨年の景品表示法に基づく措置命令を経たことで、定番ブランドとしての強度がますます高まった気がしました。

環境や気候のいろんな変化でも、家族みんなで安心して快適にすごしたい! そんな時にはウイルス・菌対策の定番アイテム「クレベリンを思い出してみてください。

取材・文AmebaNews編集部

撮影山口真由子

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