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耳たぶって、何のためにあるの? 実は役に立つ!

1月24日 17時00分

 耳たぶは何のためにあるのだろう? 耳は確かに音を感知するのに重要な器官だが、それは耳たぶの働きではなく、あくまで耳の内部にある鼓膜の働きによるものである。それ以外の働きとしても、耳たぶは、ピアスをつけたり、性感帯として重要な体の一部だと主張する人もいるが、これは現代人の問題である。このように考えると、耳たぶはもともと人体には不必要なものにも思えるが、一体何かの役に立っているのか?

 結論からいうと、耳たぶは、音の感知において重要な働きをする。動物の体に不要な部分はないとよく言われるが、やはり耳たぶにも、しっかり役割があったのだ。1つは集音機能、もう1つは音源位置の認識である。

 集音機能とは、その名の通り、音を集める働きである。多くの動物では耳たぶ(耳介)を利用して、周辺の音を拡張して感知しているが、人間ではこの機能はほとんど退化してしまっているらしい。ちなみに、マギー審司のネタのように、耳の横に手などを当ててみると、少しだけ周りの音が集められて大きくなったように聞こえるようだ。

 よって、人間の耳たぶの重要な機能は、もう1つの音源位置の把握、つまり音がどこから来たかを認識することである。動物は左右に2つ耳があるので、左右のどちらから音が来たかを把握することは容易にできる。では、前後の音はどうやって区別するかというと、ここで耳たぶが必要なのである。

 伝わってきた音波が耳たぶの壁にぶつかると、そこで音は吸収や反射という過程を経て、間接的に耳に入ることになる。この間接音と、直接耳に入ってきた音とを分別することによって、音が前から来たのか、後ろから来たのかを認識することができるのである。もし、耳たぶがなければ、前後どちらから車が近づいてきているのかさえ、わからなくなってしまうだろう。

 さて、耳たぶといえば、ピアス穴からの化膿に最も気をつける必要があるが、ピアスをしていなくても、粉瘤と呼ばれる腫瘍ができる部位でもある。このような異常が現れたら、早めに医師の診察を受けるようにしたい。また、痛風の原因となる尿酸は耳にたまりやすい。耳たぶにシコリができたら痛風の可能性があるため要注意である。

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