インターニュース

DS『クロノ・トリガー』が発売日前に流出! 元ファミ通編集者が激怒

11月19日 11時00分

『2ちゃんねる』のスレッドや『未来検索ガジェット通信』の報道で、ゲームファンから絶大な人気を得ている『クロノ・トリガー』のニンテンドーDS版が、発売日前にインターネットに流出していることが判明した。

インターネットに流出したゲームデータを、『R4』や『DSTT』などのマジコンといわれる装置に記録すれば、容易に『ニンテンドーDS』でゲームが遊べてしまう。つまり、本来有料のゲームソフトを無料で遊ぶことができるのである。『クロノ・トリガー』は2008年11月20日に発売されるものであり、さらに当然ながら有料である。それがタダで遊べてしまうとなれば……、これは一大事である。

ゲームニュース『ゲーム×コンボ』の記者は、「新発売のニンテンドーDSi は、ニンテンドーDS Lite のバージョンアップだけでなく、マジコン各種の対策も完璧にされている」とコメントしている。どうやら、ニンテンドーDSi では『クロノ・トリガー』をダウンロードしても遊べないようだ。

このことについて、元ファミ通編集者(現・ゲーム企業勤務)のN氏にお話をうかがったところ「バカばっかりだよ」と、嘆いていた。「ゲームをアップロードすればするほどゲーム業界が痛手を負って、どんどん衰退していくっていうのがわかんないんだね。ゲームが売れたお金で開発者たちはメシを食ってる。そして、次の作品の資金にしている。スクウェアエニックスは大企業だけど、違法ゲーマーたちが潰しにかかっているようなもんだ」(同氏)。

またN氏は、「子どもなんて、ゲームは無料でダウンロードして遊ぶものと思っている。つまり、本体だけ買ってゲームは無料というのが常識化しつつある。狂ってるね。ゲームメーカーも対策をしないとアカン。もちろん、ユーザーもしっかりとモラルをもたないとアカン!」と怒り心頭のようす。

『インターニュース』が独自に調べた調査結果では、ニンテンドーDS版『クロノ・トリガー』のゲームデータは中国や台湾のサイトにアップロードされており、欧米のサイトには見当たらなかった(2008年11月17日の夜現在)。違法性の高いデータは "Torrent ファイル" といわれるデータシステムを使用してやり取りされることが多いが、発売日よりも早く流出しているゲームデータは、圧縮ファイルを直接ダウンロードするかたちでサイトにアップロードされていることが多いようだ。

人気のニンテンドーDSソフト『ドラゴンクエスト5』のときは、発売日より1~2 日ほど早くインターネットに流出したが、今回の『クロノ・トリガー』は2~3日ほど早く流出している。どんどんゲーム業界のモラルがなくなっていく気がして悲しいが、いまは『クロノ・トリガー』に強力なコピープロテクトがあることを強く願うばかりだ。

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執筆:きのと雅三
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