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ガイドブックじゃわからない? 香港「100万ドルの夜景」事情

9/8(金) 12:05

今年、返還20周年を迎えた香港。

香港といえば、まず浮かぶのが「100万ドルの夜景」だ。

初めて香港を訪れる際には、夜景をどこから見るかが、まず気になるところ。
パックツアーの場合、夜景を見る時間が旅程に組み込まれていることが多く、他に夜景のオプショナルツアーも多数ある。
だが、フリーのツアーの場合、ガイドブックやネット上の口コミなどで調べて行くことが多いが、それらで必ず勧められているのは、「ヴィクトリア・ピーク」という展望台。

香港市内の高いビル群や対岸の九龍エリアまで見渡せるという場所で、市街地から路面電車の「ピーク・トラム」で山を登っていくのが一般的らしい。


ピーク・トラムに乗って夜景を見るのは困難?
ところが、実際に行ってみると、このオススメルートというのが、かなり困難な道であることに驚かされる。
夜景を見るために夕方5時頃にピーク・トラム乗り場に行くと、大量の人が疲れ切った顔で座り込んでいる。なんと数時間待ちの行列になっているらしい。
しかも、「行列」でありつつも、割り込みがあることもあるなど、かなり混沌とした状態で、ふらりと行った日本人が簡単にたどり着けそうにない状態だった。

諦めて市街地に戻る最中にも、はしゃいだ様子でピーク・トラム乗り場に向かう、数組の日本人観光客とすれ違う。声をかけ、混雑具合を説明してあげようかとも一瞬思うが、自分の目で見て判断したほうが良いだろうと、とりあえずお節介は控えた。

ところで、ちょうど混雑時に行ってしまったのかと思い、「もう少し早く行けば良かった」と悔やんでいたが、後にネットの掲示板の書き込みで知ったのは、意外な事実だった。

近年は特に中国人観光客で常に人が溢れており、行列に巻き込まれずにピーク・トラムでヴィクトリア・ピークに行くためには、午前中に行ったほうが良いということ。
もちろん日中の景色も素晴らしいそうだが、午前中に出発したところで、到着後にとっぷり日が暮れ、夜景が見られるまでの有り余る時間を有意義に潰せるほどの何かが、そこにあるわけでもなさそう。
明るい時間に山に登って、明るい景色を見て、混雑前に下山すべきか、それとも?……悩ましいところである。


香港の夜景を見るには最新情報のチェックを
ちなみに、香港の夜景スポットとして、もう一つ有名なのは、九龍側から見る対岸の香港島の夜景。そして、現在は、毎晩8時から光のショーが行われる「シンフォニー・オブ・ライツ」が大人気だという。

ガイドブックでまず取り上げられているのは「ヴィクトリア・ハーバー」で、「プロムナード」という遊歩道あたりから観ることを勧めているものが多かったが、実際に行ってみると、わずかな日本人と白人の観光客がいるのみ。
静まり返った中、観るのも良いかと思ったが、かすかな光が見えるだけで、「え……これ、もう始まってるの?」という日本人の呟きや、首を傾げる白人ファミリーの姿がチラホラ。

実はこの一帯、今は高級ホテルやミュージアムなどの工事のせいで、見られるスポットも限られているようで、中心地は香港文化センターだったようなのだが、ガイドブックもネットの口コミも、最新のものが書かれているわけではないので、実際に行ってみないと、なかなかわからない。

ガイドブックやネットの情報などと現状が異なるというのは、旅行にはつきものだが、特に返還20周年を迎えた香港は、いま町が大きく変わってきている時期なのだろうか。
香港を訪れる際は、夜景については最新情報を十分調べた上で足を運んでみることがオススメだ。
(田幸和歌子)

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