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光熱費を節約する方法まとめ! 電気代、ガス代、水道代……毎月の出費を賢く抑えよう

7/30(日) 11:00




自由に使えるお金が限られている学生にとって、毎日の生活でどうしても外せない出費は悩みの種です。とくに一人暮らしをしていると、家賃や光熱費が重くのしかかってきます。

家賃を節約するのは難しいですが、光熱費は自分の努力と工夫だけで削ることができます。そこで、今回は光熱費を節約する方法をまとめてみました。






■まず光熱費の平均値をチェック


学生の生活費についての統計は、大学生協の全国組織である「全国大学生活協同組合連合会」や、奨学金の貸与や学生生活の支援を行う「日本学生支援機構」などが公表しています。しかし、項目は「住居費」や「住居・光熱費」というように、家賃と光熱費が合算されたものしかわかりません。

そこで、項目がより細かく分けられている総務省の「家計調査」で、光熱費の平均値をチェックしてみましょう。



表:単身世帯1世帯当たり1か月間の光熱・水道費


電気代、ガス代、他の光熱(灯油など)、上下水道料を合わせた光熱・水道費の平均値は、1か月あたり1万円から1万5千円の範囲に収まっています。「北海道・東北」は冬の寒さが厳しいことから他の地域に比べて光熱費は高く、「他の光熱」の金額の突出ぶりが目立ちます。この平均値を見て、自分が光熱費を使いすぎていると感じられた人は、節約する方法を考えてみましょう。光熱費が平均値以下でも、電気やガスの使い方を工夫することで自由に使えるお金が増えるかもしれません。

なお、光熱費は季節ごとに差があることは頭に入れておきましょう。冷暖房を使わない春と秋は、比較的安く収まるのではないでしょうか。


■光熱費のなかでも一番かかる電気代を節約する方法


家計調査の結果からもわかるように、光熱費のおよそ半分は電気代です。まず、電気代を節約する方法からお伝えしましょう。

<熱の出る電化製品に注目>

電力は、エアコン、ストーブ、ポットなど熱の出る(または熱を下げる)電化製品で多く消費されます。つまり、熱の出る電化製品をなるべく使わないようにすれば、電気代を効率的に節約することが可能です。たとえば、次のような節約方法がよく知られています。

・エアコンの電源のON・OFFを繰り返さない
・冬以外は暖房便座のスイッチを切っておく

エアコンはスイッチをONにしてから設定温度になるまでの間で最も電力を消費します。こまめにON・OFFを繰り返すと部屋の温度変化が大きくなって、かえって電力を多く消費してしまいます。1時間ぐらいの外出であれば、つけっぱなしにしておくほうが節約に。また、エアコンは冷房よりも暖房のほうが電力を消費することも覚えておくといいでしょう。

熱の出る電化製品として忘れがちなのは、暖房便座(温水洗浄便座)です。旅行や帰省のときはもちろん、冬以外の季節では暖房便座のスイッチを切っておくと節電ができます。

このほかの節約方法としては、「冬は窓を断熱して夏は日光を遮る」ことや、「電気ポットの保温機能は使わずに魔法瓶に入れる」ことなどがあげられます。


<契約を見直して電気代を節約>




電気代の節約

日々のこまめな節電だけでなく、電力会社の契約を見直すことで電気代を節約できる場合があります。
・アンペア数を変更する
・料金メニューを見直す
・電力会社そのものを見直す

少し難しそうですが、それぞれの方法について詳しくお伝えします。

・アンペア数を変更する

アンペアは電気の流れる量を表し、東京電力などではアンペア数に応じて基本料金が段階的に上がっていきます。一人暮らしでは20Aあれば十分とされているので、30A以上ある場合に20A以下にすることで電気代が節約できるんです。(アンペア数変更の工事は原則として無料ですが、家主や管理者の承諾が必要な場合があります。)

ただし、アンペア数を極端に下げた場合は、電気の使い方に気をつける必要があります。エアコンをつけている途中でアイロンをかけると、ブレーカーが落ちて停電することがあります。

自宅のアンペア数は、家の中にあるブレーカーを見ればわかります。ブレーカーに表示されている「20A」や「30A」といった数字がアンペア数です。

なお、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力は料金体系が異なり、アンペア数を変えても電力料金には関係ありません。住んでいる地域の電力会社の料金体系をチェックしてみましょう。


◎アンペア数で基本料金が変わる電力会社

北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力(筆者調べ)


・料金メニューを見直す


一般の契約では24時間同じ金額で電気代が計算されますが、時間帯別の契約では、日中の電気代が高くなるかわりに夜間の電気代が安くなります。学生なら日中は授業やバイトで家を留守にしていることが多いので、時間帯別の契約も考えてみてはいかがでしょうか。


・電力会社そのものを見直す

2016年に電力の販売が自由化されたことで、ガス会社や通信会社が電力の販売に参入しています。電気代も競争の時代になりましたが、一人暮らしの場合はあまり大きな差がないかもしれません。電気代の比較サイトなどを参考にして、会社ごとに比較してみるとよいでしょう。

■光熱費の中のガス代を節約する方法




光熱費(ガス代)の節約

光熱費で電気代に次いで支出が多いのがガス代です。これから、ガス代を節約する方法をお伝えしましょう。
<キッチンやお風呂での節約>


ガス代の節約方法としては、次のようなものが知られています。

・鍋やフライパンの底面から炎がはみ出ないように火力を調整する
・シャワーは15分以内にする


一人暮らしでは作る料理の量が少ないため、サイズの小さい鍋やフライパンを使うことがあるでしょう。そのような調理器具では、強火にすると底面から炎がはみ出してしまいます。

はみ出した炎は空気を暖めるだけで調理には役立っていません。小さい鍋やフライパンを使う場合は、底面から炎がはみ出ないように火力を調整しましょう。最近の調理器具は熱伝導がよいものが多く、中火でも十分に調理できます。一方、火力が弱すぎると調理に時間がかかって、かえってガス代が増えてしまうので注意しましょう。


シャワーやお風呂は使うお湯の量が多く、ガス代がかかります。一般的には、シャワーを15分出しっぱなしにしていると、浴槽にお湯を張った場合と同じぐらいのお湯を使ってしまうことに。手軽にシャワーで済ませたい人もいれば、ゆっくりお湯に浸かりたい人もいるでしょう。ライフスタイルに合わせて上手に使い分けてみましょう。

給湯器の設定温度を同じ温度に設定していても、もともとの水の温度が違うため、夏より冬のほうがガス代は高くなります。


<ガスの契約を見直す>

ガスには都市ガスとLPガスがあります。都市ガスは地下の配管を通ってガスが供給され、LPガスはガス会社から配達されるガスボンベからガスが供給されます。一般に、LPガスは都市ガスに比べるとガス代が高い傾向があります。

残念ながら、今住んでいる家のガスがLPの場合は、簡単に都市ガスに変えることはできません。キャンパス移転などで引っ越しをする予定があるときは、次に都市ガスの家を選ぶとガス代が節約できます。ただし、都市ガスが供給されているのは大都市圏など一部の区域に限られています。

今住んでいる家のガスが都市ガスの場合は、ガス会社を変えることでガス代が節約できるかもしれません。

2017年4月から都市ガスの販売が自由化され、主に電力会社が都市ガスの販売に参入しています。電力とあわせて契約することでガス代を割引する会社もあります。ガス会社のシミュレーションや比較サイトなどを参考に比較してみてはいかがでしょうか。

■光熱費のなかの水道代を節約する方法


光熱費の節約の最後に、水道代の節約方法をご紹介。水道代は一定の水量までは金額の上がり方が緩やかで、一人暮らしでは節水しても水道代は大きな差がない場合もあります。


<シャワーと洗濯を工夫する>

シャワーについては、ガス代の節約方法でお伝えした内容と同じです。シャワーを15分以上使うと、浴槽にお湯を張ったのと同じぐらいの量のお湯を使うため、ライフスタイルも考えながら上手に使い分けてみましょう。

洗濯は、少ない量の衣服をこまめに洗うよりは、ある程度貯めてまとめて洗う方が節水できます。ただし、多すぎても汚れ落ちが悪いなどのデメリットがあります。洗濯機の大きさに合わせて最適な洗濯の回数を考えてみましょう。


<節水しても水道代は変わらない?>

東京都水道局の調査によると、一人暮らしの世帯の1か月あたりの水道使用量は約8㎥です。8㎥は8,000リットルで、家庭用の浴槽で約40杯分に換算できます。

節水して1か月あたりの使用量を5㎥に抑えた場合と、少し使いすぎて10㎥になった場合を比較すると、東京23区では356円の差があります。しかし、水道料金の体系は地域によって異なります。大阪市では使用量が5㎥の場合と10㎥の場合では54円の差しかありません。

このように、あれこれ苦労して節水しても水道代は思ったほど節約できない場合があります。なお、東京23区も大阪市も、1か月あたりの使用量が11㎥以上になると、急激に水道料金が上がります。なるべく10㎥をオーバーすることがないようにしましょう。

尚、水道代の節約を考えるときは、まず住んでいる地域の水道料金の体系をチェックしてみてください。

表:1か月あたりの水道料金(上水道と下水道の合計)


表:1か月あたりの水道料金(上水道と下水道の合計)


■光熱費の節約は大切! でも節約疲れにならないように


ここまで光熱費を節約する方法をまとめました。参考になったでしょうか。電気代やガス代など光熱費は、努力と工夫次第で節約できますが、熱中症になったり風邪をひいたりしては元も子もありません。水道代のように、使用量を抑えてもあまりお金の節約にはならなかったということもあります。

まずは、自分が光熱費にいくら使っているかを把握して、節約できそうな方法から始めてみてはどうでしょうか。


執筆:Takayuki(ナレッジ・リンクス)

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