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ペダルを漕いで2階へ!…足漕ぎエレベーター「Vycle」のコンセプトは垂直移動する自転車

7/15(土) 7:00

「Vycle」は人力エレベーター。ペダルを漕ぐことで、階上/階下への移動ができる。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業したElena Larribaさんを中心としたチームが発表したもので、階段やエレベーターに続く、第三のビル内移動手段となることを目指している。

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コンセプトは“垂直移動する自転車”。移動手段として非常に高い効率を持つ自転車を、ビル内での移動にも活用できないかと考え、生まれたアイディアだという。

平地での“徒歩”をビル内移動に当てはめると「階段」となる。自動車などは「エレベーター」にあたる。だが自転車にあたるものはビル内移動には存在しない。そこにチャンスがあるとLarribaさんは考えたそうだ。

階段はビル内容積で大きな割合を占めているが、垂直移動手段としては必ずしも効率が良いものではない。エレベーターは階段よりも効率は高いが、電力がなければ動作しない上に、メンテナンスに費用がかかる。

「Vycle」であれば狭いスペースに設置できるだけでなく、電力がなくても使用できるうえに、メンテも比較的簡単と、階段とエレベーターの問題点をほぼ解消できる。

公開された「Vycle」プロトタイプでは、ギア比は10%に設定されているという。体重70キロの人が「Vycle」で上階に向かう場合、7キロの力でペダルを漕げばよい。

利用シーンとしては、オフィスの共有スペースへの移動ツールなどが考えられるという。数年前に、Googleのスイスオフィスに滑り台が設置されていることが話題になったが、あの滑り台同様、共有スペースに集まるための移動手段として「Vycle」が採用されれば、楽しいオフィス空間が作り出せるかもしれない。

より現実的なものとしては、エレベーターの設置されていない、欧州の古いビルへの設置も考えられるそうだ。そのような古いビルでは新たにエレベーターを取り付けるスペースが確保できないことがあるが、「Vycle」であれば取り付けられる場合もあるかもしれないという。

その他、ビルを補修する際、足場を移動する手段として「Vycle」を設置するというのも考えられる。

「Vycle」のプロトタイプがどのように動くかについては、以下の動画で確認されたい。


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