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ボディメイクのプロトレーナーが教える。オフィスで1分、猫背を正して姿勢美人に見せるテク

6/9(木) 17:30

前かがみで背中が丸まり、顔がつき出したような猫背は、老けて見えるうえに、やる気のなさや体調不良にも見られがちです。

「姿勢美人の秘けつは、背中の筋肉です。私は『モデル筋(きん)』と呼んでいますが、モデルはただやせているのではなく、頭からかかとまで直線的なシルエットとなる筋肉によって美姿勢をキープしています。背中のモデル筋をつけると美しく見えるでしょう」と、パーソナルトレーナーでボディメイクのスタジオ・モデルズ代表のおぜきとしあきさん。詳しいお話を聞いてみました。

■猫背が続くと、背中の筋肉が伸びたままになる

姿勢美人について、おぜきさんは次のように説明します。

「後ろ姿に年齢が現れると言いますが、背中は普段鍛えにくいからこそ違いが現れやすくなります。

以前はよく、猫背の原因は背中の筋肉不足と言われていましたが、猫背を正して美しい姿勢を維持するためには、体全体を支える各部分の筋肉を鍛える必要があります」

どのような部位が美姿勢に関わるのでしょうか。

「上半身と下半身をつなぐ筋肉(大腰筋・だいようきん)、背骨から腰骨のあたりまでの背中の中心部を縦に細長く走っている筋肉(脊柱起立筋 ・せきちゅうきりゅうきん)など合計9カ所で、それらをまとめて、先にお話したように、『モデル筋』と呼んでいます。

なかでも猫背の状態が続くと、胸を張って背筋を伸ばすときに働く、左右のけんこう骨の間の深層部にある筋肉(菱形筋・りょうけいけん)が引っ張られて、伸びたままになります。

すると、この筋肉が固まって背筋が伸びにくいうえに、背中の血流が滞って痛みやこりも生じやすくなります」(おぜきさん)

姿勢美人の第一歩は、長年の猫背で伸びた菱形筋を強くすることにあるということです。

■腕を引き上げて、けんこう骨を引き寄せる

では、おぜきさんに、「背中のモデル筋を強くするエクササイズ」を教えてもらいましょう。

(1) 背筋を伸ばして椅子に浅く座り、太めのペンのような握りやすい形状のものを両手に持ちます。

(2) (1)を持った腕を90度に曲げて、ゆっくりと真後ろに引いて、元の位置に戻します。背中が丸まらないように注意しましょう。このとき、胸を突き出すイメージで、腕を引きます。

両腕を同時に行うのが難しい場合は、左右交互に動かしてもかまいません。

(3) (2)を20回を目安に、行いましょう。

帰宅後、テレビを見るときや入浴時にも行うと、より強くすることが期待できます。

ここでおぜきさんは、エクササイズのポイントと、変化のきざしの目安について、こう話します。

「腕を引くときに、けんこう骨も引き寄せることを意識しましょう。けんこう骨を動かすことで、菱形筋を強くすることができます。

また、握るものは薬指と小指を中心に持ち、親指とひとさし指では握らないようにしましょう。重い重りを持つ必要はありません。薬指と小指を刺激すると、神経の働きによって背中の筋肉に働きかけることができます。

筋肉の細胞は2~3カ月で入れ替わるとされています。この期間を目安にエクササイズを継続すると、菱形筋が強くなり、猫背の改善にとってよい変化が感じられるでしょう」

■まとめ

さっそく実践したところ、はじめのうちは腕を引き上げるたびにイタタタと感じていたけんこう骨まわりが、エクササイズを続けるうちに背中がしっかりと動いて気持ちよく感じるようになりました。姿勢美人を目指して、試してみてはいかがでしょうか。

(岩田なつき/ユンブル)

取材協力・監修:おぜきとしあき氏。ボディメイクスタジオ「Models モデルズ」主宰。AFAA認定パーソナルトレーナー。「ダイエット・ボディメイク専門のパーソナルトレーナー」の日本における第一人者。ボディメイク指導歴は20年以上、1万人超の指導実績を持つ。

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