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偏差値43の高卒が年収3000万円の社長になれたワケ

2017年07月15日 08時44分
提供:日刊SPA!



近年、学歴に比例して所得も高くなるといった単純明快なロジックは崩壊しつつある。高学歴→貧者、低学歴→富者といった学歴ミスマッチが生まれる土壌とは何か。学歴に翻弄される人々の実情を追う!

●底辺高校卒(偏差値43) 年収3000万円

~梨山康平さん(仮名・38歳)不動産会社社長~

◆大卒者が挫折するブラック企業で働き、独立・起業に成功!

 低学歴を逆手に取るような雑草根性で、成り上がった者もいる。

「高卒で最初に入った広告代理店は実力成果主義を謳っていましたが、既存顧客営業は大卒社員のみに許され、高卒は飛び込み営業しかやらせてもらえなかった。学歴社会を痛感しました」

 年商10億円企業の若手社長である梨山康平さんは、そう振り返る。結局その広告代理店は1年で退職し、次に飛び込んだのは当時、業界でブラック起業と有名だった不動産会社のA社。投資用物件の営業を担当する部署を任された。

「大卒の連中が居着かず辞めていく会社で働きたかったんです。学歴はなくても体力と根性には自信があったので。実際、受話器と手を針金で固定され、一日中、営業電話をかけさせられるようなブラック企業で、ほとんどの社員が半年ともたずに辞めていきました。結果、2年で営業成績トップになり、入社4年目には課長に昇進しました」

 同社で順調に出世を果たした梨山さんは、27歳のときに最年少で部長代理に昇進。年収も800万円にアップした。しかし、年齢にしては十分勝ち組といえるそのポジションを惜しげもなく捨て去り、独立起業を決行。

「ブラック企業の営業マンとして培ったスキルと顧客ネットワークがあれば、その辺りのヤツらに負ける気はしなかった」

 結果、成功を遂げた梨山さん。現在は、働き詰めだった20年間を取り戻すかのように、暇さえあれば一人旅に出かけている。

取材・文・撮影/奥窪優木 加藤純平(ミドルマン) 高島昌俊 宮下浩純 仲田マイ

― [高学歴貧者]の正体 ―



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