日刊アメーバニュース

好事家たちのSUV――改良されたグランドチェロキー

2017年05月20日 08時00分
提供:editeur

ベントレー、ジャガー、マセラティといったヨーロッパの高級車ブランドまでもがSUVをラインナップするようになった近年の自動車業界。しかし、「Sport Utility Vehicle(スポーツ ユーティリティ ビークル)」という言葉がアメリカで生まれ、いまもアメリカがSUVの本場であることに変わりはない。広大な北米大陸を移動するうえでSUVは最適のクルマで、彼の地では数多くのSUVが生産されている。なかでも、老舗4WDブランドのジープのフラッグシップモデル『グランドチェロキー』は、古き良きアメ車のテイストを色濃く残し、日本で手に入る数少ないアメリカンSUVとして人気が高い。2017年3月、この『グランドチェロキー』がマイナーチェンジを受け、さらなるラグジュアリーなデザインと先進的な安全装備を手に入れた。

ジープブランドの頂きを担うラグジュアリーなアメリカンSUV『グランドチェロキー』
ジープブランドを展開するFCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)いわく、今回のマイナーチェンジは「ジープにとってブランドの新たな時代を象徴するものです」という。



ジープがラインナップするのは、『レネゲード』『コンパス』『チェロキー』、そして、ジープの源流である『ラングラー』、その4ドアモデルの『ラングラー アンリミテッド』など6車種。『グランドチェロキー』は、これらのモデルの頂点に立つジープのフラッグシップで、その存在はブランドにとって特別なものだ。今回のマイナーチェンジでは、「ラレード」「リミテッド」「サミット」というグレード構成はそのままに、おもにデザインと装備が変更された。



エクステリアでは、ジープ伝統の「セブンスロットグリル」の高さをコンパクトにし、よりスタイリッシュなデザインにアップグレード。それに合わせてヘッドライトベゼルの色をダークカラーに変更し、グリル周りをブラックに仕上げることで高級感と重厚感を印象づけている。バンパーデザインも一新され、専用デザインのバンパーを持つサミットはフロントLEDフォグランプ部分も改良された。ラレードとサミットは、18インチアルミホイールと20インチアルミホイールもそれぞれスタイリッシュなデザインに変更されている。



ダイヤモンドキルティングが施された上位グレードの「ラグーナレザーパッケージ」
インテリアでは、サミットにオプションで「ラグーナレザーパッケージ」が用意されたことが大きなトピックだろう。



これは、白を基調とするキルティングステッチのデザインに藍色のアクセントが施されたラグーナレザーシート(ヒーターとベンチレーション付き)に、レザー仕上げとなるドアパネルとセンターコンソール、本木目パネルをコーディネートした贅沢なパッケージだ。加えて、「コマンドビュー デュアルペインパノラミックサンルーフ」も装備される(下の写真は北米仕様の左ハンドル)。



装備面では、ラレードに「パークビューリアバックアップカメラ」、サミットに「LaneSense車線逸脱警報プラス」「ParkSense縦列/並列パークアシスト」が追加された。もちろん、リミテッドも車線逸脱警報とパークアシストを含めたサミットと同様の安全装備を備える。ドアミラーの「オート格納機能」の追加とシングルCDプレーヤーの廃止は、3グレード共通の変更点だ。





5.7L V8エンジンは3.6L V6に変更…しかし6.4Lエンジンの「SRT8」という選択肢も
ひとつ残念なのは、5.7L V8エンジンを搭載していたサミットのパワートレインが3.6L V6エンジンに変更されたことだろう。つまり、これで『グランドチェロキー』の主力3グレードはともにV6エンジンとなったわけだ。



アメ車にはV8のイメージが強いのは事実だが、『グランドチェロキー』が搭載する V6は、最高出力213kW(290ps)、最大トルク347Nm(35.4kg.m)を発生する強力なエンジン。パフォーマンスに不足はなく、燃費性能などを考えると、これはむしろ日本の道路事情に合わせた変更といえる。どうしてもV8モデルが欲しければ、344kW(468ps)/624Nm(63.6kg・m)を発生する6.4Lエンジンを搭載した『グランドチェロキーSRT8』という選択肢もある。

『グランドチェロキー』の現行モデルが国内デビューを果たしたのは2011年。6年目を迎え、そのモデルライフも後半に入ったことになるが、それは「『グランドチェロキー』らしさ」「アメリカンSUVらしさ」の熟成が進んだということでもある。



価格はラレードが494万6400円、リミテッドが599万4000円、サミットが707万4000円。そして、サミットの「ラグーナレザーパッケージ」は707万4000円となっている(いずれも税込み)。



アメ車ファンの好事家に人気の高い『グランドチェロキー』だが、ヨーロッパのプレミアムSUVに乗る人たちにも一度、このアメリカンSUVに触れてみることをおすすめしたい。きっと、新たな発見が得られるはずである。



【関連記事】
画像付き元記事はコチラ
『大人のための最新自動車事情』シリーズをもっと読む
DS 7クロスバック――パリ発の「走る宝石」デビュー
2.7億円の芸術品――パガーニ ウアイラロードスター
レクサスLC――変革を象徴するフラッグシップクーペ

コラムアクセスランキング

  1. 1クリームパンか!パンパンな「脚のむくみ」カンタン解消法まとめ写真 7月17日11時00分
  2. 2ワキ下タトゥーが欧米インスタで大ブーム!でも就職活動ではタトゥーはやっぱり…写真 7月17日08時46分
  3. 3マザコン男は要注意!カウンセラーが教える「浮気する男しない男の違い」写真 7月17日12時15分
  4. 4野菜モリモリ!ごまが香るチョレギサラダレシピ5選写真 7月18日16時30分
  5. 5【お役立ち旅グッズ】「無印良品」の便利すぎる旅グッズがすごい!絶対買うべきアイテムまとめ写真 7月17日12時00分

ランキング

記事配信のポリシーについて

TOPへ戻る