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男性は女性よりも「他人を信用できない」生き物である【カリスマ男の娘・大島薫】

2017年04月21日 15時57分
提供:日刊SPA!



 見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのに女優としてAVデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは?

 いまやネットで出会うという恋愛の形は、さほど違和感のないものとなってきている。

 マッチングサービスというものをご存知だろうか? マッチングサービスとは、パートナーを見つけたい人が登録し、プロフィールなどから理想の相手を探すサービスの総称。マッチング対象はビジネスから恋人までさまざまだが、こと恋愛ジャンルに関しては、ちょっとネーミングをオシャレにした出会い系サイトみたいなものともいえる。

 こういった出会いを扱ったアプリも利用者が最近増えてきて、日本で最大規模を誇るpairs(ペアーズ)の累計会員数が500万人を突破したことなども話題となった。

 出会いの場が増えると、女性は大変だなと思う。

 ボクはごくたまに、男性から誘われる経験をする。フラリと立ち寄ったBARなんかで、いちいち「実は男性なんです」なんて言うのも面倒なので、相手が気付かなければ特に説明しないことも多い。そうすると、女性として口説かれることがある(気付いてて口説いてるのかもしれないが……)。

 男性からたまにアプローチを受けるのは楽しい。男は誰かから求められる経験に不慣れだ。ボクはこの見た目になるまで男性として暮らしてきたが、基本的に男は恋愛をする際にリードする側を求められる。だから、誰かに積極的に誘われることがいままでなかったぶん、そういう状況が面白い。

 しかし、これはボクが男性として生きてきたからであって、女性からすれば非常に面倒なのではないかと同時に考える。ちょっと愛想よくしただけで好きになられたり、密室に入ったら何を勘違いしたのか押し倒されたり。生まれてからずっと、そういう経験を何十年も続けてきたのだとしたら、そりゃもうさぞかし「男」というものにウンザリすることだろう。

◆ボクから見た「遊び」と「恋愛」の判断基準

 マッチングサービスはさまざまな種類がある。それこそどう見てもただの出会い系的なものから、真面目に婚活を支援しているようなものまで。しかし、女性がいくら本気でそういったものに期待をしてようと、相手になる男性が必ずしも本気とは限らない。

 遊びの出会いはいっぱい。本気の出会いはごく少数。自分のことを本気で考えてくれる男を見つけるのは、男性より女性のほうが難しい。

 では、男性として女性を口説いた経験があり、女性と見られて男性に口説かれる経験も持つボクは、仮に男性のパートナーを見つけるとき、何を基準に「遊び」と「恋愛」を判断するだろうか。

 ボクなら、「自分のことを教えたがる男性」が、本当に自分と恋愛をしたがってる人だと考える。

◆男性は女性よりも「疑り深い」

 同じ男として男性を少し擁護させていただくと、男が常に下半身優先というわけでもない。遊びの相手だと思っていた女性を本気で好きになったりすることだってあるし、愛する女性のためにしっかり貞操を守るよう努めることもある。下半身を優先するなら、むしろ特定の相手と付き合ったり結婚したりするのは道理に合ってない。

 男性はある意味では疑り深いのだ。どれだけ「この人のことが好きだ!」と舞い上がっても、心のどこかで「でも、どんな理由で別れるかわかんないよな」という危機意識を常に抱えている。恋愛と結び付けてもいいのかはわからないが、新興宗教に入信する男女比も男性と女性で2倍近くの差がある。男は誰かを信用するのに時間がかかる。

 逆に言えばある種、男の場合は信用がそのまま愛情に直結するといえるかもしれない。だから、好きな男性にはこんな質問をしてみてはどうだろうか。

「今度あなたの家に遊びに行ってもいい?」

 家がリスキーだと感じるなら「あなたの住んでる街で遊ぼうよ」でもいい。全員が全員とは言わないが、男は男女の関係にある相手に自分の住んでる場所や、行動範囲をなかなか教えないはずだ。だって、信用してないんだもの。

 これを女性から求める前に、自らオープンにする男性なら、なおさらいい。家の場所、交友関係、趣味、休日の過ごし方。そういったものを自分で女性に伝える男性は、相当貴女に夢中だとボクは考える。

 それはつまり、その女性と「価値観を共有したい」という意志のあらわれなのだ。知られることはリスクだけれども、そんなものは置いておいて、ともかくこの人に自分を知ってもらいたい。そういう心理状態になった男性は本気だと思っていいのではないだろうか。

 多くの場合、「自分語り」というのは嫌われる。自分の話をするより、他人の話を聞ける男性のほうがモテる。それは間違いない。ボクもそういう人のほうが好きだ。ただ、男性と接するとき、ほんの少し女性に考えてもらえるとありがたいのは、「どうしてその男性は自分のことを伝えたいのだろうか」ということだ。

 だって、その人が自分のことを話すのは、もしかしたら貴女の前だけなのかもしれないのだから。

【大島薫】

作家。文筆家。ゲイビデオモデルを経て、一般アダルトビデオ作品にも出演。2016年に引退した後には執筆活動のほか、映画、テレビ、ネットメディアに多数出演する。著書に『大島薫先生が教えるセックスよりも気持ちイイこと』(マイウェイ出版)。大島薫オフィシャルブログ(http://www.diamondblog.jp/official/kaoru_oshima/)。ツイッターアカウントは@Oshima_Kaoru



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