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小宮満莉花、「家が建つくらい」の援助をしてくれた祖父に優勝で恩返し

2017年02月17日 17時04分
提供:ALBA.Net

<グアム知事杯女子ゴルフトーナメント 最終日◇17日◇レオパレスリゾートCC>

第15回グアム知事杯女子ゴルフトーナメントを制したのは、25歳でプロになった小宮満莉花だった。

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大会最終日の風速は平均10メートル。最高で14メートルの強風で、スコアを落とす選手が続出。そのなかで小宮はどうにか耐えた。4アンダーの単独首位で最終日をスタートしたが、1バーディ・6ボギーと5つスコアを落としてトータル1オーバーでホールアウト。

同じくトータル1オーバーでホールアウトした保坂真由と並び、プレーオフに持ち越されたが、小宮は落ち着いていた。「ティショットでは手が震えていました」というが、1打目をフェアウェイに置き、2打目でしっかりグリーンに乗せて2パットでパー。一方の保坂はパーパットを外し、勝利は小宮の手に渡った。

小宮が喜びの声を上げる。「プロになって初めての優勝ですが、今もまだ信じられないです。去年のステップ・アップ・ツアーのカストロールレディースでは、優勝争いしながらも順位を落としてしまったので、今回は耐えるゴルフができました」。

15歳でゴルフを始め、プロテストは25歳の7回目で合格した。それが2年前の2015年のことには思えないほど、堂々としたプレーで優勝を手にした。

それにしても7回もプロテストを受けるのも、そう簡単にできることではない。そこまでプロになることにこだわった理由はなんなのか。小宮が語る。

「正直、私もプロになれるとは思っていませんでした。15歳からゴルフを始めてから、沖縄にいる祖父(宮城長信さん、81歳)が本当にたくさんお金を援助して、支えてくれていました。それこそ家が建つくらいの金額になるかもしれません……。だからこそ絶対にプロになって、いつか恩返しはしたいと思っていました。でも、25歳までプロテストに合格できなかったら、地元の沖縄に帰って、子どものころ好きだったお菓子作りでも勉強しようかなとか考えていました」

つまり、25歳で合格したプロテストは、ゴルファー人生を賭けて背水の覚悟で挑んでいたわけだ。何かを背負って戦う者は逆境にも強い。小宮は最後まで諦めなかった。今大会の優勝賞金200万円。「祖父には何かプレゼントでも買ってあげたいですね」と笑う。

現在、小宮には15年プロテストに合格してからの2年間、ステップ・アップ・ツアーの出場資格がある。今年も同ツアーが主戦場になるが、そこに今大会の優勝で手にした「ヤマハレディースオープン葛城」と「保険の窓口レディース」のレギュラーツアー2試合の出場権が加わった。

「今年はこれでヤマハレディースオープン葛城が私の開幕戦になります。自分もいつかレギュラーツアーで常に上位にいられるような選手になりたい」。小宮の新たな挑戦が幕を開ける。

<ゴルフ情報ALBA.Net>
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