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藤村俊二さんらしさ溢れた献花の会 600人が最後の別れ

2017年02月14日 15時16分
提供:ORICON NEWS

 「おヒョイさん」の愛称で親しまれ、先月25日に心不全のため亡くなった俳優の藤村俊二さん(享年82)の「献花の会」が14日、東京・渋谷の慈雲山 長泉寺でしめやかに営まれ、多くの著名人、関係者ら約600人が参列した。

【写真】ワインなど…故人の愛用の品が脇に飾られた祭壇

 祭壇には、遺影の中で笑顔をみせる藤村さんを囲むようにかすみ草やローズマリーが彩られ、自身だけでなく周囲も引き立てた俳優人生を表現。生前に書き留めていたメモや自身が経営したワインバーの木製看板をはじめ、愛してやまなかったワイン、老眼鏡など、故人の愛用の品が脇に飾られた。

 藤村さんが所属した「昭和九年会」の森山周一郎、中村メイコをはじめ、笑福亭鶴瓶、小堺一機、高木ブー、うつみ宮土理、野口五郎、石丸謙二郎、ダウンタウンの浜田雅功、薬丸裕英、田山涼成、林家たい平、川上麻衣子らが献花に訪れた。囲み取材に応じた参列者たちからは「(祭壇が)おひょいさんらしい」と声があがっていた。

 藤村さんと共に「昭和九年会」創立メンバーの一人だと話した森山は「年齢的にしょうがないね。創立メンバーでは私が一人になってしまった」と淋しげ。中村も別れを惜しみつつ「私とおひょいは、純粋な東京っ子。血のつながらない双子みたいで、いつもオシャレやお酒、異性の話をしてましたね」と思い出に浸った。

 芸能界の荒波をその独特な存在感で軽妙に渡り歩いた藤村さん。公私共に親交の深かった小堺は「オシャレの極地。すごいすてきでした」。俳優として憧れを抱いていたという田山は「どれだけマネしようと思ってもなかなかついていけませんで…。自然なセリフ使いをこれからできたらマネしたいですね。大変、影響を与えてくださった」と羨望の眼差しを向けた。

 藤村さんは1934年、神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学を中退後、東宝芸能学校を卒業。「おヒョイさん」の愛称とともに軽妙な語り口と飄々(ひょうひょう)としたキャラクターで親しまれ、『ぴったしカンカン』などのバラエティー番組や、俳優としてドラマ『王様のレストラン』、映画『デスノート』に出演するなど幅広く活躍した。2015年12月、ナレーターを務めていた日本テレビ系『ぶらり途中下車の旅』を降板し、以降は療養生活を送っていた。


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