日刊アメーバニュース

「オタク」は「職人」だ!

2016年03月08日 11時00分
提供:フムフム

ネットで見かけた、某イケメンミュージシャン兼俳優の言葉が心に残っている。「ギター弾けるとか上手いとかならモテるが、ギターの材質とか語り出すと急にモテなくなる」と。
僕は、明らかに後者だ。ギターの材質の話が大好きだ。今使っているメインのアコースティックギターはローズウッドのものだが、ほんとうはマホガニーのものが好き。あの、中音域がふくよかな、あたたかみのある音。マホガニーラブ!
……は! すいません、取り乱しました。


僕自身はオタクではないが

僕は、幅広いジャンルの仕事をしているため、割と知識は広いほうだと思う。しかし、深くない。「広く浅く」という言葉がぴったりだ。
結構いろいろなものにハマってきたのだが、飽きっぽい性格のため数年経つとまったく興味がなくなってしまう。
そのためか、僕はいわゆる「オタク」という人に憧れる。
僕は、ここ2年くらいで急にアニメにハマりだした。最近は寝ても覚めてもアニメを見たり、声優のラジオやアニソンを聴いて過ごしている。この原稿を書いているときも、アニメを見ている。
幸いにも、そっち方面に詳しい友だちがいるので、いろいろ教えてもらいながら知識を増やし、イベントの取材などにも行き、最近楽しくてしょうがない毎日を過ごしている
アニメ作品も声優の世界も、知れば知るほど奥が深い。でも、僕はまだまだ初心者。「オタク」と呼ばれるくらいになれるだろうか。

オタクの悲喜こもごもがつまった川柳たち

『オタク川柳〜人はみな 何かしらかの オタクです〜』(「オタク川柳」選考委員会・編/学研プラス・刊)には、インターリンクが主催する「あなたが選ぶオタク川柳大賞」からの選りすぐりの川柳が掲載されている。
いくつか引用してみよう。
聞いてない 誰もそこまで 聞いてない
(『オタク川柳〜人はみな 何かしらかの オタクです〜』)より引用)
まさに、この原稿の冒頭の話だ。でも、話したい。すごく理解できる川柳だ。
J-POP 私の中では ホモソング
(『オタク川柳〜人はみな 何かしらかの オタクです〜』)より引用)
腐女子の方は、こういう感じなのだろうか。恋愛の歌が全部すべて男性×男性に思えてしまうというのは、すごい。1曲で2通りの楽しみ方ができて、ある意味お得かもしれない。
そのシーン 何回見れば 気が済むの
(『オタク川柳〜人はみな 何かしらかの オタクです〜』)より引用)
この気持ちすごいわかる! 僕は、気に入った作品を何度も繰り返して見るほう。また、ラジオの最終回などを聴くのも好きで、最終回だけを繰り返し聴いたりもしている。おかしいのだろうか……?
プリキュアを 娘卒業 父現役
(『オタク川柳〜人はみな 何かしらかの オタクです〜』)より引用)
僕はプリキュアはあまりわからないが、僕の仕事仲間のライターがプリキュアライターとして活躍している。

「オタク」=「職人」

僕は、道を極めた人が「オタク」だと思っている。それがアニメなのか鉄道なのかゲームなのか、ジャンルは何でもよい。ただ、ひたすらその道を突き進む姿が、かっこいいと思っている。
よく考えたら、職人というのはオタクではないだろうか。その道の技術を極め、職業としている職人。あるジャンルに特化した深い愛情と知識を持っているという点では、職人とオタクは同じだろう。
職人の、その仕事に対するひたむきな姿勢。オタクの、自分の趣味にひたすら邁進する姿勢。僕にとっては、どちらもかっこいい。
僕のような、「広く浅く」な人間には到底辿りつけない道なのかもしれない。なので、周囲にいるオタクな人々に、いろいろ教えてもらいながら楽しんでいきたいと思う。
(文:三浦一紀)

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