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台湾では公開できない!?『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』太川・蛭子・三船の自由すぎる鼎談

2016年02月13日 15時00分
提供:ウレぴあ総研

太川陽介と蛭子能収の名コンビによるテレビ東京を代表する人気テレビシリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が、“マドンナ役”に三船美佳を迎え、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』として、2月13日(土)からまさかの劇場公開される。

【写真10枚】またもハプニング続き!? 『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』

その公開を前に、出演者3人の対談が行われた。部屋に入ってくるなり「まだ眠くて、眠くて……」とボヤく蛭子。

だが、「ちょっと気合を入れよう」と宣言をして、「気合を入れる蛭子さん初めて見ましたよ。貴重ー!」とさっそくイジられるという終始笑いの絶えない自由な雰囲気。

鼎談は、「気合を入れた」蛭子が「印象に残ったシーン」を聞かれいきなり重大なネタバレを語りだすという波乱で幕を開けた。

蛭子「オレが印象に残ったのは最終日の…(以下、映画結末に関する重大なネタバレ)」

太川「それ、書けないよ、結末は!」

蛭子「え、書けない? オレは自分が印象に残ったことを言ってんだもん!」

一同「(笑)」

太川「偉い! そうだよね(笑)。聞かれたから言ってるんだもんね。記事に書くか書かないは勝手だもんね。そりゃそうだ、蛭子さん、当ってる!」

蛭子「そのあとに、その街がすごく良かったんですよ。ここまた絶対来たいなって思う街ですごい賑わってて!(と映画撮影後のことを熱弁)」

太川「それ、撮影が終わってからじゃん!」

蛭子「ああ、終わってからか(照れ笑)」

三船「私は蛭子さんが飛んだことが印象的かな。“フライング蛭子”」

太川「蛭子さんが突然転倒して、すっ飛んでいって、すごい着地をしてる映像ね(笑)。あの瞬間に、あ、映画終わったって思ったもん。お蔵入りでボツだって。無事、ヘラヘラしてたんで良かったけど」

蛭子「あそこのシーン、スローモーションで撮ってもらいたいね」

太川「予期してないんだから無理だよ!(笑)」 

三船「確かにスローモーションに見えました(笑)。だからもうこの世の終わりかと思った」

太川「ホント、すごい転び方だったから、これは見て欲しい」

まさかの映画化 舞台は初の海外・台湾

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』はその名のとおり、路線バスだけを乗り継ぎ3泊4日の制限時間の中で目的地であるゴールを目指すというもの。

電車やタクシーなどの他の交通機関の使用は禁止されている。2007年からこれまで22回放送され、平均視聴率10%を誇っている。

それが初の映画化ということで、舞台は日本を飛び出して台湾。北端の台北から最南端の鵝鑾鼻(がらんぴ)灯台を目指す旅だ。

太川「舞台が台湾って聞いたときは『ついに来たか!』って思ったね。台湾は、日本で行くルートがなくなったら行きそうだなって思ってたんですよ。別のロケで台湾に行ったときにバスは充実してるなってチェックはしていて(笑)。試しにバスに乗ってみようかなって思ったんですけど、結局乗りはしなかったんだけどね。あり得るなって予測はしてたけど、まさかそれが映画になるとは思わなかったね」

蛭子「オレも遊びでは何回か行ったことがあったけど、『ローカル路線バスの旅』で行くとはまったく考えてなかったですね。台湾で泳ぎに来たときに、最終バスの時間管理をオレがしてたんですよ」

三船「へえ、蛭子さんが?」

蛭子「それに遅れそうになったので、これじゃタクシーに乗らなくちゃいけなくなる。そのタクシー料金をボラれたらいかんと思って絶対にバスに乗らなくちゃと思って、停留所に急いで向かっているときに上からバスが来たんですよ。バス停はなかったんですけど、それをオレが手を上げて呼びとめたら停まってくれたんですよ。3人で『すみません!乗せてください!』って言ったら快く乗せてくれました。乗ってたのがみんな小学生だったからおかしいなって思ったら、そのバス、スクールバスだったんですよ」

一同「(爆笑)」

蛭子「それでホントに最終バス間に合ったんですよ」

三船「最初ね、蛭子さんから東を回るルートを勧められましたよね」

蛭子「そっちにバスがあるのは知ってたんで」

太川「僕は東側は全然頭になかった。そちらには都市が全然ないから絶対ダメだと思ったから」

蛭子「俺はそれを尊敬……、尊厳……?」

太川「尊重でしょ(笑)」

蛭子「尊重して、なるべく言わないように……」

三船「でもバスの中で言ってましたよね? 東側にはバスがあるのにって」

太川「蛭子さんが行ったの何年前なの?」

蛭子「えっとねえ、20年くらい前かな」

三船「ええー! 20年前? つい最近みたいな感じで話してたじゃないですか!」

太川「20年前だったら、日本だっていっぱいバスあったよ!」

蛭子「ああ、まあそうだよね」

三船「そっかぁ。良かった、東側行かなくて(笑)」

蛭子「まあ、でもね、どうなってますかね(不敵な笑み)。東のほうが発展してるかもよ」

太川「それはないって! まったく大きな街ないもん」

三船「ガイドブック出てこなかったですもんね」

太川「ハンパじゃなく歩いたよ、きっと。台湾に来てまで(笑)。蛭子さんは『映画だから泣きどころを作らなきゃ』って言ってたよね?」

蛭子「ん? そんなこと言ってたっけ、オレ?」 

三船「昨日映画見たって言ったのに!」

太川「オープニングで言ったんだよ! いきなり始まったところから見てないんじゃない(笑)」

蛭子「ええ? 最近すごく忘れっぽいんです、ホントに。ごめん……」

一同「(笑)」

路線バスの旅だから見れる台湾の本当の姿

三船「私は台湾に行くのが初めてだったから、行く前はすっごい嬉しかったんです。ずっと私の中で行きたい国ランキング上位だったので。小籠包食べたい! タピオカ飲みたい!って。でも、ひとっつも叶わなかった!」

蛭子「そういえば小籠包食べてないね」

三船「そう。まさか、と思いました。映画ですよ! 映画だから、お客さんが『私も行きたい!』とか『私も行ったわ』とかそういう思いを重ねて見てくださるとしたら、そういう名所だったり、グルメとかを紹介するんだろうなって。テレビシリーズはそうじゃないかもしれない。でも映画となったらそりゃ!って。ねぇ?」

太川「実際に食べたのはピザだもんね(笑)」

三船「だから友達とかにも『美佳ちゃん、台湾行ったんでしょ?』『はい!行きましたぁ』『台湾どうだった?』『……』。ちょっと待って、私、台湾行ったっけ?って(笑)。だから私が知ってる観光地としての台湾は一切出てこなかったんです。ただ地元密着の本当の姿が見れたので、みなさんもガイドブックは捨て、ざっくりした地図だけを持って行ってみて欲しいです(笑)。そうしたら現地の人たちの優しさとかにも触れられるし、なんかトラブルがあってパニックになったときこそいい思い出ができるんだなって。振り返ると楽しかったなって」

太川「お店のサービスでラーメンに目玉焼きが乗ってたよね」

三船「斬新でした」

太川「町中の食堂だからああいうのが食べられたんだよね」

三船「だって私、日本に帰ってきてからスパイス用のハッカク買っちゃいましたもん」

太川「本当ぉ?」

三船「台湾の食事ってほとんどにハッカクが使われてたから、“ハッカクの味シック”になっちゃって家で使うようになって。エビマヨ頼んだらチョコレートが乗ってて嘘でしょ!ってなったり。それがなんか恋しい。蛭子さんはブーブー言ってたけど」

蛭子「(日本ではいつも頼む)とんかつとかがなかったんですよね。でも、麺類とかは俺も食いますし、それは美味しかった。他にもなんか美味しいものは食べたね。覚えてないけど(笑)」

三船「やっぱり覚えてない(笑)」

蛭子「どうしても、東京とかで食うよりは『オイシイ』って言っちゃいますよね。それほどでもなくても、気分的に自分たちのテンションを上げたいので、それほどでもないものもついつい『オイシイ』って言ってしまうのよ(笑)」

三船「やだー!(笑)」

太川「そんな気遣ってんだ?」

蛭子「気遣うっていうよりも自分を上げるためにね」

三船「どんだけ気分落ちてたんですか(笑)」

太川「走ってる車とかも日本車が多かったね。まずバスがそうで。日本で散々走って払い下げたのが向こうで走ってるんですよ。だからドアが反対なんですね。右側通行だから。左のドアを潰して右側にドアを作って。日本語がまだ残ってるんだよね。あとなぜか、『鳥』が禁止って書いてある。なんで鳥なんだ? 鳥を持ち込む人がいるのか? って。おもしろかったよね、日本にないものが」

三船「『なんで鳥なの?』って聞いても答えが中国語だからわからなかったんですよね」

蛭子「……(キョトンとしている)」

太川「ごめんね、覚えてないもんね? 知らない話してごめんね(笑)」

三船「台湾でも蛭子さん、大人気ですもんね。現地の人から『日本の笑われる人!』って(笑)」

太川「あ、本屋さんがあったんだよね。日本のマンガもあるっていうんで、蛭子さんのマンガ探したんだけどなかった(笑)」

三船「一生懸命探したんですけどね」

太川「一回、蛭子さん、パチンコ屋にも入ろうとしたんですよ。じつは台湾では違法だから“闇”で営業してる」

蛭子「でも堂々とパチンコ屋なんだよね」

太川「中を撮らせてって言ったらダメだった」

蛭子「実際にあるのにね。どういうことなのかね?」

太川「昔はOKだったらしいよ」

蛭子「うーん……(納得行かない様子)」

太川「まあ、競艇はやってなくて良かったですよ(笑)」

台風直撃! シリーズ最大の危機

『ローカル路線バス』はこれまでも様々なトラブルに見舞われてきた。今回も例外ではない。台湾全土に大きな被害をもたらした大型台風が直撃したのだ。

シリーズの鬼門となっている“魔の三日目”にはなんとバスが全線「運休」というシリーズ最悪の危機が訪れた。

太川「まだ半分近く距離が残ってたからね。ああ、ダメかもしれないなって思ったよね。『どうしよう、映画なのに』っていう思いはずっと頭の中にありましたね。中途半端な終わり方になっちゃうかもなって。蛭子さんは『希望は捨てない』って言ってたけど」

蛭子「え、言ってましたっけ? そんなの。希望は捨てない……。実際にはもう無理だろうなって思いましたね」

太川「(笑)」

蛭子「だって丸一日進まなかったんですもん。向こうの台湾のバスって運休を決めたらそれを変えないんですよ。『12時まではもう動かない』とか。こっちは天候が変わったら少しは動き出すって思うじゃないですか。だから一応見に行くんですけど、全然状況が変わらない。えらい堅い人たちだなって思いました、オレは」

三船「またあ(苦笑)」

蛭子「意思の堅さっていうか……、ね(笑)。お客のことを考えたら、一刻も早く動いてくれたらありがたいのに、もう動ける状態になってもね、決めたとおりにしか動かなかったんで、堅い人たちだなって」

太川「バス会社が判断できないんだよね。政府が決めるらしいから」

蛭子「ああ、そうか。現場の人たちの判断じゃないのね。それはいいことなんでしょうかねえ……?(ボソッと)」

三船「アハハハハ!」

太川「投げかけて終わるっていう(笑)」

蛭子「でも、映画として見たら、台風が来て良かったなって思いますよ。台風がないとこんなドラマチックにならずにものすごい平凡な旅だったと思いますね。“台風様様”だよ、これ」

太川「アッハハハ! スゴいこというね、蛭子さん」

三船「台風で太い木が倒れててビックリしましたよ。普通台風の中で撮影してて、なにかアクシデントがあれば“オイシイ”って思わなきゃいけないのに、宿探しに必死だからそれどころじゃなくて、上から看板が落ちてきてそれが私の顔面に当たったんですよ」

太川「当たってたの!?」

三船「当たってたんです。普通だったら『いたーーい!』とか『いまぁ!看板がぁ!当たりましたぁ!』とか言わなきゃいけないのかもしれないけど、ボソッと『痛っ』って。みんなの素が出てきちゃう。でも太川さんにも『飾っても続かないからね』って言われて開き直ってました」

蛭子「俺、看板屋だったから、あんな簡単な取り付けじゃダメだって思ってたよ。そういうのを見てちょっと台湾は日本よりも遅れてるなぁって」

三船「またそんなこと言って(笑)」

太川「でも言葉が通じなくて逆に良かった部分もあったね。蛭子さんが失礼なことさんざん言うから」

三船「『汚いビル』とか『この国は行き当たりばったり』とか」

蛭子「ええ? 言ったっけ?」 

太川「台湾で公開はできないよね、きっと」

蛭子「そんなことないよ! みんなが思ってることですって(笑)」

太川「でも台湾の人は優しかったよね。ホントに親切でしたよ。1人に訊いたら10人くらい答えが返ってくる。みんな違うこと言うんだけどね(笑)」

早くも広がる第2弾の展望

三船「もう一度また別の場所でもやってみたい!」

太川「ホントかよ!」

三船「アハハハハ。今ちょっと目が泳ぎましたけど。太川さんと蛭子さんのタッグだからなりたつこの充実した旅。だからこそ忘れられない旅になるし」

太川「知り合いがこのあいだブラジルに行ってきたけど、結構バスありましたよって言うの(笑)。イヤだよって。どうせまた映画やるとしたらヨーロッパがいいよね、どう?」

蛭子「東南アジアがいいかな。シンガポールとかね」

三船「カジノがあるほうがいいんですよね?」

蛭子「(小声で)シンガポールはちょっとあるんですよ(笑)」

太川「そういえば蛭子さん、オーストラリアがいいって言ってたじゃん」

蛭子「あ、オーストラリアがいいね。バスもあるでしょ」

太川「バスはあるよ。このあいだ、行ってきた」

三船「じゃあ、オーストラリアいいじゃないですか」

蛭子「うーーん」

三船「行きたいんじゃないの?(笑)」

太川「さっきの取材では言ってたことが、どうして『うーーん』ってなるの!?(笑)」

蛭子「オーストラリアって真ん中は砂漠だからバス通ってないと思うから、海沿いだけになっちゃう。海沿いだけで面白いかな?」

太川「……もういいや(笑)」

三船「こんなやりとりが、3泊4日(笑)」
(「そろそろお時間です」の声)

太川「これで終わっちゃったよ! 大丈夫?(笑)」

まさに「こんなやりとり」が全編を包み込むユルくて過酷なローカル路線バス乗り継ぎの旅は番組ファンならずとも必見だ。


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