日刊アメーバニュース

筋肉になるは嘘? ダイエットによる「脂肪燃焼」のメカニズム

2016年02月11日 22時45分
提供:パピマミ

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

女性はスタイルの改善と維持を、男性はメタボリックシンドローム解消をするため、年中ダイエットの話題は絶えることなく、各メディアを賑わせています。

食事制限をしたり運動をしたりと、その方法はさまざま。

いずれにしてもダイエットで成功した人たちはきちんと脂肪をなくしていますよね。

ところで、体からなくなった脂肪はどこへ行ったのでしょうか? なかなか正確に答えられる人は少ないはずです。

運動をして筋肉をつけ、減量に成功した人は、「脂肪が筋肉に変わった」と言われるかもしれません。しかしこれは間違い。

その正解をアメリカのニューサウスウェールズ大学のアンドリュー・ブラウン教授と物理学者のルーベン・メアーマン氏がイギリスの医学会雑誌に発表した論文をもとにひも解いていきたいと思います。

●食べた物が脂肪になるまで

私たち人間の体にある脂肪細胞には中性脂肪が蓄えられています。

この中性脂肪は食事などで必要以上に摂取した炭水化物やタンパク質が変換されて脂肪細胞にためられます。

他にも揚げ物などで過剰に摂取された脂質は一旦、脂肪酸に分解された後に吸収され、再度脂肪 という形に戻って蓄えられます。

●脂肪の構成要素から代謝を考えてみる

中性脂肪の構成要素は炭素、水素そして酸素です。

つまり中性脂肪がエネルギーとして代謝されると二酸化炭素と水 になるのです。

みなさんご存じのように、体内で発生した二酸化炭素は血液によって肺に集められ、息を吐くときに体の外に出されます。

そして水は尿や汗などで排泄されます。

アンドリュー・ブラウン教授らの研究によると、中性脂肪の84%が呼吸で排出され16%が汗や尿などの体液として排泄 されるとのことです。

●脂肪燃焼の鍵を握る呼吸

それなら、激しい呼吸をして二酸化炭素をたくさん排出すればいいのかといえば、そうとも言えません。

必要以上の呼吸は過呼吸を引き起こしたり、めまいや動悸を起こしたりとリスクが高いのでおすすめできません。

日常では姿勢をただし、口呼吸を避け、できるだけゆっくり深い呼吸を心掛ける。

そしてやはり自然に呼吸量を増やすには運動が不可欠 です。

また、運動をすると呼吸量が増えるだけでなく、エネルギー代謝の要となる筋肉の量も増えるのでさらに代謝がよくなります。

そして、エネルギー代謝にはビタミンやミネラルも不可欠となるので、バランスのいい食生活 も必然となってきます。

あれこれと、さまざまなダイエット法がはやっては消えていきますが、結局は適度な運動とバランスのよい食生活。

呼吸や脂肪蓄積のホルモン分泌などを司る自律神経のバランスを保つために、ストレスをためないという基本的なところを抑えるのが一番だということでしょう。

【参考リンク】
・メタボリックシンドロームの診断基準は | オムロン ヘルスケア(http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/guide/metabo/03.html)

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

【関連記事】
合い言葉で覚えよう! 子どもの“メタボ化”を防ぐ食事作りのヒント
35歳からデブ体質!? 中年男性が「メタボ」と「腰痛」を同時に治す方法
毎日やるのは逆効果!? ママの産後ダイエットに効く「筋トレ」の基礎知識
身体ナビゲーションVol.74「肝臓のダメージチェック15項目」
身体ナビゲーションVol.75「胆のうの構造・働き」

ログインしてコメントする

アメーバ会員登録(無料でカンタン)

Facebookのコメント

コラムアクセスランキング

  1. 1ドローンより危険?「ポケモンGO」禁止の動き 寺院・神社は素早く反応写真121 7月24日11時00分
  2. 2うそ…ワキのニオイの3倍!実は「強烈臭をぶっ放す」意外パーツとは写真21 7月22日20時30分
  3. 3アメリカの先行ユーザーが語る「ポケモンGO」の注意点写真10 7月25日06時00分
  4. 4私も今からなれる!? 「負け組」に見えて「勝ち組」な女性の特徴3つ写真21 7月25日07時30分
  5. 5勝手にスマホで位置検索!? 夫が嫌がる「妻の干渉」3選写真4 7月24日10時01分

ランキング

記事配信のポリシーについて

TOPへ戻る