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私の貯金は…!? 恐れていた副作用「マイナス金利」忍び寄る影響とは

2016年02月11日 17時00分
提供:BizLady


1月末に発表された日銀によるサプライズ政策、マイナス金利の導入。市場で囁かれていた“副作用”がいよいよ現実味を帯びてきたかもしれません。
今回は、経済キャスターを務める筆者が“マイナス金利導入の副作用”を検証していきます。
 
■定期預金金利が引き下げ! そのワケとは
先日、3メガバンクと呼ばれる日本の大手3行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)が定期預金の金利を引き下げることを発表。
メガバンク3行揃っての引き下げはインパクトが大きく、市場心理や他行への影響も必至です。
なぜこんな事態になったのか。それは長期金利が歴史的水準まで下がっているから。
長期金利は金融機関が預金の金利や融資、住宅ローンなどの金利を決める目安としているもの。その長期金利が過去最低を更新したのです(2016年2月5日現在)。
利回りと債券価格は逆相関。過去記事「私の預金どうなるの?市場をギョッとさせた日銀の“マイナス金利”丸わかり」でもお伝えしたように、マイナス金利が導入されると民間銀行は日銀に置いておける資金額が限られてしまう。そうなると余剰分の一部が国債に回るだろうという思惑が働き、国債が買われやすくなる。イコール価格が上がりやすくなるのです。
 
■結局、しわ寄せは私達に!?
今回のマイナス金利はあくまで日銀と金融機関との間での導入あり、私達の預金口座に“直接”かかわることではありませんでした。
ですが、政策発表直後から心配されていた“副作用”は、確実に私達へと忍び寄ってくるものです。
国債の購入は民間銀行の資金運用方法のひとつ。利回りの低下で収益の悪化が余儀なくされる可能性があります。
銀行の経営が苦しくなるとどうなるか? そのしわ寄せが私達利用者に来るかもしれません。いま囁かれている懸念としては、ATM手数料など、各種手数料の値上げの可能性などです。
時間外に他行のATMから引き出そうものなら、金利数年分が1回で飛んで行ってしまうのでは!? と思うこともありますよね。
さまざまな条件のもと無料にできるパターンも増えてはいますが、預金金利の低さを考えると複雑。そんな中でもし本当に手数料が上がるようなことがあれば、利用者としては忌々しき事態です。
 
■一方で良い面も! チェックは怠らず
とは言え、プラス要素への期待も。
低金利はローン金利低下にも繋がるものです。家や車の購入を考えている人は、今後の各金融機関の動向をチェックしておくとお得な情報を目にする可能性はあるでしょう。
企業融資の金利が下がれば、お金を借りやすくなった企業が銀行融資を活発に利用し、成長に繋げていく期待もできる。
理想論、という見方も否めませんが、日銀が描いた青写真は、まさにこういったお金の循環なのです。
 
以上、いよいよ忍び寄ってきた“マイナス金利導入の副作用”について検証しましたが、いかがでしたか?
日銀や民間銀行だけの問題ではない、大切な“私達のお金”に直結する今回の政策。
今後の行方をしっかり見ていきたいものですね。
 
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