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世界一の花火はどうやって決まるの?花火師たちのアツい思いが感動的すぎる【インタビュー】

2016年02月11日 15時15分
提供:ウレぴあ総研

今年も花火師たちが、“世界一”をかけて、夜空に夢を託します。

まさに総合芸術! 「世界一の花火決定戦」“日本代表”の花火ギャラリー

長崎のテーマパーク・ハウステンボスで、約7か月かけて“世界一の花火”を決定する国内唯一の大会、「世界花火師競技会」が開催されます。“世界一の花火”とは、一体どれほどまでに美しい花火なのでしょうか?

世界花火師競技会 HANABI WORLD CUP in HUIS TEN BOSCH

“世界一の花火”はどうやって決まるの?

“世界一の花火決定戦”は、激戦を勝ち抜いた日本の花火師と海外の花火師が競い合う国内唯一の花火大会。

国内代表の花火師は、ハウステンボス側が、募集や過去の受賞歴などから決定。選りすぐりの花火師同士が、予選(3月12日・20日「世界花火師競技会 日本予選」)、決勝(4月2日「春の九州一花火大会」)で“日本一の花火師”を巡って激戦を繰り広げます。

その日本代表と、予選を勝ち抜いた海外代表が、9月24日に行われる「九州一花火大会」で激突します。ハウステンボス広報課によると、日本と海外の花火師が競い合う大会は本大会しか存在しないとのこと。花火師にとっては、年に一度の一大イベントに違いありません。一体、どんな強者たちが集まるのでしょうか?

“世界一の花火”の基準って?

では、“世界一の花火”はなにが決め手になるのでしょうか? 尺玉のサイズ? 打ち上げ数? 配色? 日本と海外の花火ってどう違うの? そもそも、誰がどのようにして決めるのでしょうか。

そこで、ハウステンボス広報担当課に話を聞きました。

「日本の花火は、形の正確さと色合いの美しさを重視していて、特に丸い形は世界でもクオリティが高いんです」細やかな形と繊細な色彩は、日本人だからこそ表現できるのでしょう。

対して、海外の花火はダイナミック。「全体のスケール感や音楽との連動性を重視しています。形も丸型にこだわらず、縦の細長や横に広がる扇型などさまざまですね」

海外の花火がこのような形になったのは、そもそも海外の花火はエンターテインメントの“ショー的”に使用されるためであることから由来しているようです。日本と海外では同じ花火でも、見せ方はまったく異なります。色彩、形、音楽、ストーリー…花火からその国独自の文化が堪能できそうです。

そんな、異なる文化同士を戦わせるというのですから、“世界一の花火”を決めるのもなかなか難しいでしょう。一体どのようにして選定しているのでしょうか?

広報課によると、「決定権は、観覧席のお客様にあります」ということ。「エンターテインメントとして、いかにお客様を感動させられたか?」に尽きるので、具体的にこれという基準はなく、大事なのは、いかに心が動かされたかということ。それも“テーマパークとして非日常を楽しんでもらいたい”というハウステンボスの理念に基づいているのでしょう。

ハウステンボスと同様に、今年出場する花火師たちも「花火を通して感動させたい!」というアツい想いで挑みます。今年、国内予選に参加する選りすぐりの4社の花火師にお話を伺いました。

まさに総合エンタメ! “引田天功”専属の花火屋が魅せる美しき芸術

2014年第6回世界花火師競技会 優勝 株式会社マルゴー

2014年第6回世界花火師競技会 優勝 株式会社マルゴー

国内予選1日目(3月12日)には、“引田天功”専属花火屋のマルゴーと、業界のパイオニアとして知られるイケブンが参加。

マルゴーは、2014年世界花火師競技会で優勝。引田天功のステージ花火専属で、引田氏のステージイメージに合わせたオリジナル商品の開発やプロ野球オールスターゲームなど、打上花火をコンピューターで制御した「花火ミュージカル」に定評がある企業です。

優勝時のテーマは、「実際には目に見えない物」の表現。マルゴーの花火師は、「真っ白に降り注ぐ祝福の光。光の明暗では切なさを、優しい色合いの一瞬の光を一面に咲かせることで、希望の光を表現しました。約20分の限られた時間の中でメリハリをつけ、飽きのこない構成にするか何度も変更を重ねました」と、当時の様子を語っています。

そんな確立された世界観が多くの人を魅了させ、見事優勝。気になる今年のテーマは「美しさだけではなく楽しさ・壮大さなど、たくさんの視点で感動を届けること」。特に、“教会のステンドグラスに降り注ぐ光”をイメージしたという、5曲目のラストが見どころです。

業界パイオニアが魅せる“パステルカラー”の花火が超キュート!

2015年大曲全国花火競技会内閣総理大臣賞受賞 株式会社イケブン

マルゴーと対決するのは、明治37年創業112年目の花火屋、イケブン。業界では、パステルカラーのパイオニアとして知られているほか、最近の流行りの、時間差で星が変化する“動きのある花火”や、近年盛んになりつつあるコンピュータ制御のショー演出などでも独特のパフォーマンスを発揮。製造から企画、演出まで、花火大会全体をデザインする、まさに総合的なプロ集団として日本全国の花火大会に関わっています。

そんな、花火業界のパイオニア的存在であるイケブンの花火師は、これからの花火の進化について分析します。

「花火の製造技術や演出の技術は日々進化を重ねています。明るさや変化、様々な色の開発、複雑な点火プログラムを駆使し、よりエンターテインメント性の高い表現を日々追い求めています。

また、花火だけでなく、音楽を始め、炎やレーザー、照明など、他ツールとのコラボレーションの可能性も広がりつつあります。これらすべての可能性に目を向け、今まで誰も見たことがないものを作り続け
ていきたいと考えています」

古きよき伝統を引き継ぎながら、時代の流れに合わせて進化を遂げてきたイケブンは、2015年に大曲の花火競技大会の間でもっとも権威ある大会として知られる「全国花火競技会内閣総理大臣賞」を受賞。大曲では、「ビッグバン現象と華麗なる星々」をテーマに、宇宙のビッグバン現象に散らばる煌びやかな星たちを表現。近年トレンドとなっている、時間差で光る花火を使用しました。

そんなイケブンは、「ハウステンボス 世界花火師競技会」がはじめての参加で緊張しているそうですが、「イケブンオリジナルの花火を更にレベルアップしてお持ちします。軽快な音楽に合わせて炸裂するイケブンワールドイケブンの進化が止まらない!! そんな意味を込めてテーマタイトルを“IKB レボリューション!!”としました」と意気込んでいます。最新技術を駆使した“新しい花火”が見られるかもしれません。

ダイナミックなフィナーレが見逃せない2015年の覇者

2015年花火師競技会優勝 株式会社山﨑煙火製造所

日本予選2日目(3月20日)には、昨年「ハウステンボス 世界花火師競技会」で優勝した、山﨑煙火製造所が出場。“安心・安全な花火づくり”を心がけ、土浦、袋井遠州、伊勢神宮奉納全国花火大会、やつしろ全国花火競技大会や海外、各種コンサートイベントなどに花火を提供する、茨城県の花火屋です。

昨年優勝した花火については、「各シーンに合せた花火や、色々な種類を打ち上げてお客様を飽きさせないこと。ダイナミックさにこだわりました」とのこと。

そんな、“構築美”が魅力の山﨑煙火製造所の花火師は、「花火が上がっている最中、アツい気持ちになります。今回は、17分という長丁場のプログラムをいかに飽きさせないか、という点にこだわりました。綿密なプログラム構成とフィナーレの壮大さに注目していただきたいです」と気合十分!

計算し尽くされたストーリーと、花火師たちのアツき情熱がこめられたダイナミックな演出。果たして2連覇なるのか? 期待が高まりますね!

ビールジョッキやきのこ


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