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猫の【てんかん】、知っておきたいその症状や治療法とは?

2016年02月11日 13時00分
提供:Doctors Me

「てんかん」とは、脳神経が異常に興奮することでケイレンや昏睡などの症状が出る病気のことです。
犬に比べると原因不明の“特発性てんかん”にかかることは少なく、病気などの続発としての“症候性てんかん”が主流です。どちらにしても、発作が30分以上長引く場合には、命を落としかねない危険な病気です。

今回はこの「てんかん」について、その原因や治療法などを獣医師に聞きました。

■ てんかんの主な原因
まずは、てんかんの原因について見ていきましょう。主に以下の4つに分けることができます。

【脳の異常】先天的な奇形、脳炎、脳腫瘍、事故などによる脳の損傷
【内臓の異常】肝不全、腎不全
【血液成分の異常】低血糖、低カルシウム血症など
【感染症】猫伝染性腹膜炎(FIP)


■ どんな症状が起こるの?
顔の筋肉の一部がピクピクするような軽度のものから、全身が硬直したりバタバタ暴れるような激しい症状まで、さまざまです。全身の発作では、失禁したり口から泡を吹くほか、大きな声をあげたり、突然走り出す行動を起こすこともあります。

たいていは1~2分程度で落ち着きますが、30分以上も発作が続く重責発作の場合には、体温が上昇し、消耗が激しいために命を落とすこともあります。
舌を噛まないようにと手を不用意に出すと噛まれることがあるので、発作が落ち着くまでは触らないようにしましょう。


■ 検査方法と治療について
検査は以下の方法でおこなわれますが、特発性てんかんの場合には、明らかな原因が特定できないこともあります。
【血液検査】脳以外の疾患が原因かどうかを検査
【脳のCTやMRI】脳自体の奇形や腫瘍などの異常を検査

〇一般的な治療法
発作を抑えるための抗てんかん薬を使用する内科治療が基本です。薬にはさまざまな種類がありますが、発作の症状や頻度に合わせて用量や種類を決める必要があります。

〇腫瘍など脳自体に異常が見つかった場合
外科手術も考えられますが、猫の脳は小さく高度な技術や施設が必要であるため、なかなか一般的ではありません。

〇脳以外の発作原因が明らかである場合
まずは原因となる病気の治療が第一です。また発作の頻度が月に1回以下と少ない場合には、治療せずに経過観察になることもあります。


■ 獣医師からのアドバイス
症状がよくなったからといって急に治療をやめてしまうと、反動で発作がひどくなるケースがありますので、治療は必ず獣医師の指示のもとおこなってくださいね。

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