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過去に2回、溶連菌感染症に…今後も感染する可能性は?

2016年01月03日 16時00分
提供:イクシル

子どもが溶連菌の感染症に繰り返しかかり、そのたびに症状が違うということがあるようです。これまでに2回感染したことのある14歳の子どもが、これからもかかる可能性があるかという相談に対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「溶連菌感染症は、一度かかると何度でもかかるの?」


『14歳の息子がいます。6歳のときと1歳のときに溶連菌感染症になりました。1度目は高熱が2日続き、2度目は喉の痛みがひどく、受診したところ溶連菌感染症と診断されました。2度目のときは、1度目と症状が違っていたので溶連菌感染症と気が付きませんでした。1度かかると何度でもかかるのでしょうか。これから先もかかることがあるのでしょうか。また、1度もかかったことのない人も突然かかることがあるのでしょうか。(50代・女性) 』


型の違う溶連菌なら発症し、症状も異なることがある

溶連菌は1種類ではないため、これまでに感染したものと型が違うと感染し、発症します。また、耳に出るのか、喉に出るのかといった症状は毎回、異なる場合があるようです。

『溶連菌の細菌の型は複数ありますので、1度、罹患して抗体ができたとしても、違う型の細菌に感染すれば発症します。一般的に子どもが感染しやすいのですが、子どもに限らず大人でも感染の可能性はあります。溶連菌が起こす疾患は、中耳炎、咽頭炎、扁桃炎、副鼻腔炎などがありますから、以前に感染した場合と症状が異なる場合もあります。(産科看護師) 』


免疫力低下の際に保有していた菌が活発になることも

症状はないものの菌が住み着いていることもあり、免疫が下がると菌が動き出して症状を引き起こすこともあります。また、抗生物質の飲み方が正しくなかったために菌が死なずに隠れていたという場合も、症状を繰り返す場合があるようです。

『発熱や喉の痛みがなくて喉の奥に住みついている(保菌)場合もあります。普段、私たちの体は免疫細胞が働いて細菌やウイルスが感染しないように戦っています。なんらかの原因で免疫力が低下してしまうと免疫が働けなくなり、勢力を抑えこまれていた溶連菌が猛威をふるって2度目の感染を起こしている場合もあります。(内科看護師) 』


『抗生物質を症状が強いときにだけ飲んで、落ち着いたからといって飲まないでいても菌を完全に殺しきれず体に残ってしまう場合も再感染の原因となります。(内科看護師) 』


『抵抗力があれば感染しても症状が出現せずに過ごすことになるため、1度もかかっていないという人もいることでしょう。大人の我々であってもかかる可能性は十分にありえます。決して珍しいことではありません。(内科看護師) 』

溶連菌感染症に何度もかかる原因としては、以前かかったものと菌の型が違うこと、保有していた菌や抗生剤で殺しきれていなかった菌が免疫の低下に伴って活発化することなどが考えられます。大人でも溶連菌感染症にかかる可能性は十分にあるようです。

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