日刊アメーバニュース

9割が好意的な一方、消極的マタニティマーク派も増加

2014年10月29日 15時13分
提供:独女通信

最近ネット等で見かけることが多い「マタニティマーク」に対する批判。

そもそも「マタニティマーク」とは、妊娠した女性が母子手帳を交付される際、自治体から支給されるボールチェーンマスコットのこと。「おなかに赤ちゃんがいます」というメッセージが記されており、外出する際にカバンなどにつけることで、周囲に妊婦であることが分かる仕組みになっている。ちなみに今年9月に厚生労働省が発表した「母子健康に関する世論調査」によると、このマークを知っている人は男性が約41%、女性が約64%だそうだ。

■読者の約9割は「マタニティマーク」に好意的

そんな「マタニティマーク」がなぜ批判されているのか? ネット等の論争をチェックしたみたところ、批判されているのは主に2つの意見が多いことがわかる。

1つは“「妊娠しているから席をゆずって!」という無言の圧力に使われている”という免罪符的に使われていることへの批判。そしてもう1つは“妊娠したくても子供のできない夫婦などへの配慮が足りない”という問題だ。中にはマタニティマークを付けていることで暴言を吐かれたり、ひどいケースになると故意に足をかけられて転ばされたりという書き込みも見かけたが、これはあくまでもネットの書き込みなので真偽のほどは定かではないことは一応念頭に入れた方がいいように感じる。

同じ女性である独女としては、いくら自分が当事者ではないとはいえこの「マタニティマーク」の問題は他人事ではないのではないか? もし電車に乗っている際、マタニティマークをつけている女性を見かけたら……あなたは何を感じますか?

そこで独女通信でアンケートを実施したところ「マタニティマークをつける」ことについて「よいと思う」と答えた人は全体の87%。ほとんどの人が好意的な意見を持っていることが判明。ネットで論議になっているほど、批判的意見を持っている人は少ないことが分かる。

主な意見としては「(お腹が目立たない)妊娠初期こそマイナートラブルが多くしんどい」「妊娠は病気ではありませんが、だからといって健康な人と同じに扱うのは賛成できません」「まだ初期の段階だとおなかが大きくないため、妊婦さんだと気づかない。つわりなどは初期にくる人が多い。だからマタニティマークで、具合が悪いときに助けてもらえるし、万が一気絶したら、マタニティマークで助かる」といったもの。

ちなみに吐き気がしたり気持ち悪くなる“つわり”の症状が妊婦に現れることが多いとされるのは、妊娠初期から4か月頃。お腹が大きくなり、周囲から見ても妊婦だと分かるようになるのは妊娠5か月以降だそうだ(それぞれ個人差はあり)。つまり妊婦として一番つらい時期は、周囲に妊婦だと気づかれないことがほとんどなのだ。「マタニティマーク」はそんなつらい妊婦さんをサポートする意味合いが大きい。

■好意的である一方、実際つけるのに躊躇する妊婦も多い

このように「マタニティマーク」に好意的である一方、意見として少なくないのは「(マタニティマークには賛成だけど)私の時は付けていませんでした」という経産婦の方の意見、そして「自分が妊婦の時には考えますね。おそらく目立つ所にはつけないと思います」という“賛成だけど自分はつけない”派の意見。

だがその部分に対し、反論としてよく挙げられたのが“マタニティマークはもしものときに適切な処置ができるようにという目印”というもの。つまり“決して「席を譲れ」というものではない”という意見だ。そんな意見もあり最近は「事故にあった際に、つけていればそうとわかる。実際に使用しているけれど、席を譲ってもらう為ではないので、電車の中では隠している」「必要な時だけ、目立たない場所に付けています。もしこれがなかったら、万が一の時に赤ちゃんを助けられないかもと思うと不安なので」という「有事に備えてつけているけれども、なるべく隠す」という“消極的マタニティマーク派”が増えているようだ。

■厚生労働省は「妊娠中の有事に備えて」という意義は考えていない!?

しかし厚生労働省の「マタニティマークについて」をみてみると、「妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの」と「交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの」となっていた。どこにも近頃反論で見かける“外出中に倒れたりした時、お腹が大きくなってなくても妊娠中だと知らせる為の物”という事を連想させる一文が掲載されていないのだ。さらに厚生労働省の説明では「妊娠初期は(中略)外見からは見分けがつかないため、『電車で席に座れない』、『たばこの煙が気になる』など妊婦さんにはさまざまな苦労があります」という一文もあり、これではどちらかというとやはり「席を譲ってもらうための免罪符」または「タバコの煙を配慮してもらう」的捉え方のほうが近いのではないか?

おそらく“外出中に倒れたりした時、お腹が大きくなってなくても妊娠中だと知らせる為の物”という意見は、マタニティマークへの批判に対する反論として、後からつけられた意見なのではないかと考える。もちろんだからといってそれが間違っているものではなく、確かに有事に備えるのは大切なことだろう。しかしだからといって、妊婦が電車の中でマタニティマークを隠したり、独女が今後妊娠した時「私もつけない」と考える今の風潮は、やはりどこか間違っている気がしてならない。

そもそもつわり等で体調が悪い妊婦が席を譲ってもらうために「マタニティマーク」をつけることは、そこまで叩かれるほど悪いことなのだろうか? まずはそこから考えてみる必要があるように感じる。(橋口まどか)

<関連リンク>
・妊活公開講座に参加して分かった「独身のうちにできる妊活」

<独女通信 アンケート実施中!>
・大人になってからの失恋体験について教えてください(11/4まで)
独女通信 10月29日15時13分

「9割が好意的な一方、“消極的マタニティマーク派”も増加」記事詳細はコチラ


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