ドランクドラゴンの鈴木拓（38）がTHE PAGEにて「ドランクドラゴン鈴木拓 炎上騒動を逆手に取るしたたかさ」として紹介された。これは鈴木がネットで炎上した際に委縮するのではなく、それをいかにして話題に繋げるかを取材したものだ。

　鈴木に関しては、昔から番組での行動が原因で炎上することがよくあった。もっとも有名なのが『逃走中』（フジテレビ系）という、鬼ごっこ番組だ。「ハンター」から出演者が逃げ切れた時間に応じてお金がもらえるこのゲームは途中で「自首」すれば、その段階でお金がもらえる。最後まで参加せずに鈴木が約100万円を獲得するなどし、毎度炎上する。

　過去は凹んでいたこともあったが、2012年に鈴木と番組で一緒になった人物は語る。

「鈴木さんは、この頃は自分が炎上キャラであることを認識し、むしろ自分が炎上することがエンタテインメントになるのでは、とも考えていました。炎上させられていても、それが自分の話題に繋がるので、炎上させる人を恨むとかそんなことは言っていませんでした。自分の炎上でみんなが楽しめるのであれば、むしろそれは臨むところだ、といった趣旨の発言もしていましたよ」

　となれば、鈴木にとって炎上させる人々は大切なお客様ということになるのか。THE PAGEのインタビューでは、次のステップに行くとも宣言している鈴木、これまでに「相方より目立たないヘタレ」など様々なステイタスを獲得してきては芸能界を渡り歩いていた「人生の巧者」なだけに、その生き方は人々の参考になるかもしれない。

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