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「かき氷は袋タイプでしょ?」九州人が愛する「袋氷」はなぜあんなに濃い味?

2014年09月15日 00時00分
提供:マイナビニュース

スーパーやコンビニなどで買えるかき氷と言えば? プラスチック製のカップに入ったものをイメージする人が多いだろうが、九州人は違う。「え!? かき氷は袋タイプでしょ?」。そう、満遍なくシロップがかけられ、1袋60円(税別)というお手軽さで売られている袋タイプのかき氷は、九州人にとってデフォルト的存在のかき氷なのである。

○味付けしたものを氷管で凍らせて削る

その名も「袋氷」(135ml/税別60円)。商品を製造・販売しているのは、佐賀県に本社と冷菓工場を構える竹下製菓だ。同社営業部の永冨正勝さんによると、商品が誕生したのは昭和36年(1961)のこと。現在は長方形の袋に梱包されているが、当時の袋は三角形だったという。

商品誕生の地は熊本県だが、同社で販売するにあたって製造協力することになった会社は宮崎県にある。竹下製菓は当初、そこから商品を仕入れていたのだが、入荷がスムーズではなかったため、いっそ自分たちで作った方が早いだろうということで、翌年には製造まで手掛け始めたんだとか(現在は共同開発している)。

「袋氷には2種類の製造方法があって、ひとつは氷を削ったものに蜜をかけるというもの。こちらはカップ氷の製造方法と同じで、氷の粒子が粗くなるのですが、弊社ではふたつ目の方法である『味付けしたものを氷管で凍らせて削る』という作り方をしているため、氷の粒子が細かくサラサラな食感に仕上がっています」。

○今年はラムネ味も登場!

その舌触りの良さゆえか、毎年夏になると老若男女問わず大勢のファンが買い求める人気商品となっている。圧倒的人気を誇るストロベリー味、次に人気の甘納豆入り小豆味の金時の他、2014年には新商品としてラムネ味も発売された。

「他のメーカーさんのものでは、ソーダ味やレモン味、グレープ味などもあるんですよ。うちでも今後、市場の動向を見ながら新しいフレーバーも検討していきたいと思っています」。

他社製品の味のラインナップまで紹介してくれるなんて、なんだか人間味があってとってもいい! さすが、超ロングラン商品の「ブラックモンブラン」や「ミルクック」でも子どもたちに笑顔をもたらし続けている竹下製菓! 取材そっちのけで、みるみる上昇していく好感度状況についてもレポートしておきたくなるくらい惚れ惚れする。

みんなの笑顔を大切にする同社ゆえ、商品は家族や友だち同士分けあって楽しめる4個入りのマルチパックも用意している(135ml×4個/税別240円)。

「梅雨明けからお盆までが最盛期で、冬場はあまり販売することはないですね」とのことだが、それこそ街の飲食店ではなかなかかき氷を食べることができない冬だからこそ、氷袋が重宝されるかも……!? まあそれはさておき竹下製菓さん、これからも子どもたちの笑顔のために、おいしい冷菓を作り続けてくださいね!

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