コラム

子どもの名前 あて字はどこまで許される?

1月05日10時41分

提供:All about Japan

子どもの名前 あて字はどこまで許される?

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「礼」と書いて「ペコ」と読む。あて字の名前はOK?

■法律の定めはなくても、間違いは間違い

 子どもの名前の読み方については二つのことを考えなければなりません。まず正しいかどうかの話ですが、名前の読み方は、漢字の音、訓、名乗りの3つの読み方のいずれかになっていれば正しい読み方になります。

 名前の読み方については特に法律に定められていませんので、「どう読ませてもいいのだ」と誤解する人がいますが、戸籍関係の法律は刑法と違って、手続き、実務について定めたものであって、常識はずれのことをする人を想定して罰するためのものではないのです。つまり、正しい読み方の名前にすることは、親の良識にゆだねられているということです。

 たとえ法律に定められていなくても、漢字には決まった読み方があり、「どう読ませてもいい」ということではありません。間違いは間違いです。法律で決められなければ正しい読み方の名前がつけられない、というのでは親としてあまりに情けないことです。間違った読み方の名前は「あて字」と呼ばれ、あたかも名づけの一種のように思われることがありますが、それは単純な間違いであって、名づけの方法の一つではありません。

 ただ、名前の読み方に法律の定めが無いということは、役所にチェック義務が無いことになり、名前のふりがなが間違っていても出生届は受理されることも多いのです。勘違いしてはならないのは、役所はチェックをせずに受理しているだけで、そのふりがなが公式に認められたということではありません。同じふりがなで他の役所へ出したなら、必ず受理されるという保証もないのです。

■正しくても読めない名前がある

 名前の読み方が正しいからといって、必ずしも使いやすい名前であるとは限りません。もちろん音、訓、名乗りのいずれかの読み方なら正しいわけですから、出生届は必ず受理されますが、それが実社会で使いやすい名前かどうかは別の話なのです。たとえば「陽太」という名前を見れば、誰もが「ヨウタ」としか読まないでしょう。名乗りでいえば陽は「アキ」とも読み、太は「ヒロ」とも読みます。陽太を「アキヒロ」と読ませても正しい読み方ではありますが、正しくても人に読めなければ社会生活で支障がでますから、大きな難点のある名前になってしまいます。

 また、正しい、間違いということにも、実はグレーゾーンがあります。たとえば「玲奈」という名前は厳密には「レイナ」と読みますが、これを縮めて「レナ」と読ませる名前も最近は多くなっています。そもそも「レ」と読む漢字を探してもありませんから、「レイ」という漢字を「レ」と読ませるしか方法がないのです。そして「レナ」という読み方も多くの人が知っていて特に不便なことはありませんし、もはや市民権を得ているといってもいいわけです。

 そういうわけで名前の読み方は、「正しいかどうか」が最も基本的なことではありますが、実際には人が常識的に読めるか、社会生活で支障が出ないか、ということがさらに重要になってくるのです。

【赤ちゃんの命名・名づけ:牧野 くにお】

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この記事のコメント(399)

  1. kisaragi-ncrap

    kisaragi-ncrap
    ここでアニオタ引っ張ってくる屑は見てる範囲狭すぎる。DQNネームって真剣に斜め上の読ませ方してくるから読んでるだけは楽しいw自分に被害ないしw
    [1月9日 6時27分]

  2. ふわり

    ふわり
    名前は親から貰う最初のプレゼントだって 自覚のない親ほど流行やら目立つことしか考えないからなあ…親の趣味だけで付けられた子どもが可哀想だ
    [1月8日 17時33分]

  3. ざっさん

    ざっさん
    こんな名前を付けられた人は、年を取ってから病院とかで名前を呼ばれたときにどう感じるのだろう
    [1月8日 16時54分]

  4. silverlily

    silverlily
    太郎と書いてはなこと読ませることも可能だと昔聞いた気がするのですが、そうではないのですね。
    [1月8日 16時42分]

  5. miminga

    miminga
    名前欄に「大洋」、フリガナ欄に「オーシャン」とか書いて、書類を提出する人が現実に存在するのかと思ったら、何か・・・
    [1月8日 13時22分]

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