松田優作 死の2日前に原田芳雄さんの前で点滴を引きちぎる
7月19日19時00分
提供:NEWSポストセブン
7月19日9時35分、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった俳優の原田芳雄さん(享年71)。
1995年に出版された『弔辞』(日本テレビ放送網)という本の中で、故・松田優作さんとのこんな関わりが綴られていた。(女性セブン1995年9月21日号より)
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松田優作さん(享年39)の闘病生活は凄絶そのものだった。膀胱がんで血尿が止まらない状態にもかかわらず、妻・美由紀さん(34才)にさえ病名を隠し、映画『ブラック・レイン』の撮影のために4か月も渡米。文字通り、俳優として生きることに、生涯をかけ、そして逝ってしまった。
その松田さんが、俳優として、男として慕っていたのが原田芳雄だった。『竜馬暗殺』共演から17年、まるで本当の兄弟のようだった。
死の2日前、松田さんは原田の目の前で、泣きながら点滴を引きちぎった。松田さんも原田の前では本当の自分をさらけだすことができた。
告別式の日。原田の弔辞には、松田さんに対する愛情と悲しみの全てが凝縮されていた。
≪優作‥‥。俺は今までお前が死ぬとこを何度も観てきた。そしてその度にお前は生き返ってきたじゃないか。役者なら生き返ってみろ! 生き返って出てこい!≫
ニヒルな原田が泣いた。
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